2011_03_08_[TUE]

基本的にオイちゃんは人の話を聞くのが好きだ。
缶コーヒーで済ませる方が経済的だが最近は、サテンやファミレスでの赤の他人がデカイ声で喋る本当に下らない話を【盗み聞き】する余興込みの木戸銭として店には支払っている。
名前は忘れたがカンヌだかで、そんな映画あったな。
初めは読書の邪魔でウザかったのだが、なんとかそのパターンの中でディンプルを見つけて【LifeHack】してやる。という、
そもそも「ライフハック」っていう無駄にスタイリッシュな語彙をネット以外のリアル世界で使う人達が本当に存在するのかは、このさい置いといて、
オイちゃんが人生で唯一の高い数値を叩き出す【環境適応能力】で、最近は煩くて混んでいるサテンが楽しくて仕方がない。
最近はダミーの書籍を片手にペンとメモで、体調が良いと
2組の【盗み聞き】にチャレンジしている最中だ。
やってみればわかるが、
2方向からの話を同時に聞き取りながら、断片的な話の内容をキッチリ組み立てていくのは結構難しい。
やってみて気づくのだが、
2方向【盗み聞き】で最初に戸惑うのが『2組が話すテンポの違い』で、 何故かどちらか1方向のテンポに引っ張れそうになると他方を聞き取れなくなる。
ちょうど「演歌」のBGMが流れる中で「スラッシュメタル」を流して歌詞を2つ同時に聞き取るような感じで、結構な集中力が要求されるから 【盗み聞き】初心者にはオススメできない。
コツとしては、
-
2つの方向に「マスタ組」≪メイン≫と「スレーブ組」≪サブ≫と意識的に【聞き取りレベル】の優先順位を振っておいて
- 「マスタ組」を聞き取りながら「スレーブ組」を割り込ませていく感覚で【盗み聞き】をする
ココで躓いているビギナーは試してみると良いだろう。
そして【話の肝】を逃してしまわないように
人物名や固有名詞などキーワードになりそうな単語はスグにメモ帳に書き込む。
また注視すべき事としては、
常時、2方向以外からの雑音もリダクションする為に、感覚は常に研ぎ澄ましておく必要があるのでリソースを取り続けて、脳内CPUに高負荷が掛かる事になるので
妊婦やお年寄りは勿論だが、体調の悪い人はこのサテン2方向【盗み聞き】は避けたほうが無難だろう。
もはやサテンは戦場。
ゆっくり読書どころではないのだ。
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