2010_08_28_[SAT]

2.2のFroyoになってAndroidx86もランチから 「eeepc」が無くなって 「VM」版が登場しリリースされた。
前回、その「VM」版「じゃないほう」をビルドしたが、
今回はビルドした方じゃない配布されている「VM」版をVboxで、HDDへインスト「じゃないほう」で試した。
というわけで、個人用にメモで残しておく。
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-->コレまでの「IT覚書」関連エントリー
--目次--
- VM前の注意
- VM版のVBox設定
- ファイルシステム設定
- Runと初期設定
- コンソールとバインド
▼VM前の注意
今回は、Ubuntu10.04のホストOSでVboxに「Androidx86-Froyo」の「VM版」をHDDでなくLIVECDで走らせる設定編です。
ホストPC≪Studio-XPS-8100≫、
ホストOS≪Ubuntu10.04_64Bit≫、
仮想化ソフトVirtualBox≪3.28≫、
クライアントOS≪Androidx86-Froyo≫、
ホストOS≪Ubuntu10.04_64Bit≫、
仮想化ソフトVirtualBox≪3.28≫、
クライアントOS≪Androidx86-Froyo≫、
Android-x86 - Porting Android to x86 の Test build for Android-x86 2.2 (Froyo-x86) on virtual machine.を見ると Mouse cursor is slow.
と、あるように目立ったイシュが、マウスのダラダラ感がイライラする程度までに仕上がっているのは凄いなぁ。って
って、トコではなくて
『Therefore, you don't need to install android-x86 to the harddisk, but all data are persistent. So I call it the persistent mode. 』
『今回のandroid-x86は、別にHDDにインストせんでもデータが維持できるんや。それをワシらは「継続モード」って呼んどるんや。わかったんか!』
って部分。≪2.2以前もLiveCDでの「persistent mode」が、あったのかもしれないけど普通にHDDにインストして使用してて試して無かった。≫
以前x86では、先行してたLiveCDで動かすlive-androidが、メモリ上でSDを仮想化するとかで ≪なのでスピードは出た≫VMで利用するときなどはスナップショットで差分しないといけなかったので
≪界隈好き以外は意味がわからないけども。≫
Androidx86は、普通にHDDにインストしてGRUBに/dev/sda2で「SDCARD」を追加して≪1.6まで≫永続化できるし便利だなぁ。って、
って
って、言っても、携帯するわけでもなく、もちろん電話もかけられないし、カメラも無し、GPSも無し、アプリ開発するわけでもないけど、 ディベロとしての評価具合も微妙だろうし
要するに、界隈好きなオイちゃんを含めた大半の人にとって今回も、ほぼ実用性がない 「見て!動いたYO!」って、ただ言いたいが為の作業となります。
≪参照releases/build-20100812≫
▼VM版のVBox設定
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Android-x86のプロジェクトサイトから
イメージファイル
「froyo-vm-20100812.iso」をDL。
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VirtualBox『新規』で、名前を「x86-froyo」とかでOSを「Linux」でバージョンを「OtherLinux」≪実際は、なんでもイイと思うけど取り敢えず≫
メモリを512MBぐらい。仮想ハードディスクを「新規」で選択し、「可変」タイプのsda1が20+SD用のsda2で16で「36GB」ぐらいで作成
あとでHDDにインストできるようにする二段構えと可変型なので大きくとってる ≪今回はFAT32だからSD用に32G以上取るのはどうかワカランけど≫
次に「設定」でストレージのCD/DVDデバイスの選択に移って、仮想メディアマネージャーで「froyo-vm-20100812.iso」を追加しておき『選択』
で、「起動」
▼ファイルシステム設定
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起動後は、モードの選択になるので一番下の「Install Android to harddisk」を選択。
≪もちろん、LiveCDのデバクモードから入っても一緒だけど、「じゃない」こっちの方で≫
パーティション設定の画面に移る。
ココからcfdiskとかのGUIで普通に設定モードに入ってパーティションを切っても良いんだろうけど、
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今回は、そうじゃない『Alt+F2』でシェルプロンプト≪BusyBox≫を呼び出して慣れてる方でパーティションを設定していく。 ≪『Alt+F1』で戻れる≫
「fdisk」で対話型操作に入って# fdisk /dev/sdaOSの新規パーティションを ≪プロンプト形式は、Command (m for help): ≫n基本パーティションでp基本パーティション番号≪/dev/sda1≫1開始場所指定1領域サイズ指定+20000MSDカードの新規パーティションを ≪プロンプト形式は、Command (m for help): ≫n基本パーティションでp基本パーティション番号≪/dev/sda2≫2開始場所指定は、「デフォルト」でリターン
領域サイズ指定も「デフォルト」でリターン
SDカード領域のパーティションタイプを「Linux」から「Win95 FAT32」へ変更 ≪プロンプト形式は、Command (m for help): ≫tパーティション番号≪/dev/sda2≫2Win95 FAT32 (LBA)のIDは「c」 ≪Hex code (type L to list codes) : ≫cテーブル表示して ≪プロンプト形式は、Command (m for help): ≫p確認できたら
ディスクへ書き込む。w
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次に、ファイルシステムを作成していきます。
デバイスノードをシステムから拾ってくる# mdev -sOS領域に「ext3」のジャーナルを持ったファイルシステムを作成する。# mke2fs -j /dev/sda1SDカード領域に「FAT32」のファイルシステムを作成する。≪設定値≫# newfs_msdos /dev/sda2仕様書に書いてあった通りで、HDDにインストした1.6の時と違ってラベルをふらなかったり、 「FAT32」で作った。
でリブート# reboot -f
▼Runと初期設定
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リブート後は、再びモードの選択になるので一番上の
「LiveCD-Run Android-x86」で
アンドロイドが起動。
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右下の「マウス統合」を解除すると
Android-x86でマウスが使えるようになる。≪「右Ctrl」で戻れる≫
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メニュー設定から
「Settings」-->「Language & keyboard」Settingsの「Language」を日本語
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「Settings」-->「日付と時刻」-->「自動」を解除して「タイムゾーンの選択」-->「日本標準時間」≪GMT+9:00≫
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「Settings」-->「表示」-->「バックライト消灯」設定から「30分」
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「Settings」-->「SDカードと末端容量」-->SDカードが使用できる状況になっていることを確認
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「Settings」-->「アプリケーション」-->「提供元不明のアプリ」チエックを入れる。-->「開発」-->「スリープモードにしない」チェックを入れる。
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WEB-APIが好き嫌いがあるだろうけど、やっぱり最初のアプリは、http://goo.gl/EOPA
≪グーグルいいおっぱい≫で覚えやすいし
野良からx86用の「simeji」を入れる。
▼コンソールとバインド
界隈好きしか意味が分からないかもしれませんが。
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Android-x86は、立ち上がってから「ALT+F1」<-->「ALT+F7」でコンソールモードと切り替えができます。
なので、普通にdmesgをとってsdcardにTXTで保存してあとでTXTビューワで見るとか。# dmesg -n 8 >/sdcard/d8.txtBusyBoxな事が、切り替えながらできます。
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Android-x86は、始めから「キーボード」の文字入力が、できたりしますが、Android特有の「ボタン」もいくつかバインドされています。
- コンソール-->「ALT+F1」
- 復帰-->「ALT+F7」
- 電源きり-->「ALT+F6」か「Endキー」
- 通話履歴-->「ALT+F3」
- BACK-->「ESC」
- HOME-->「WINキー」か「HOMEキー」
- MENU-->「MENUキー」か「マウス中ボタン」
- 上下左右-->「矢印キー」
モードを切り替えて配列見るとか≪qwerty.kl≫less /system/usr/keylayout/qwerty.klq
「じゃない」方のくせに。
「アプリやファイルのやりとり」とか「アプリのデバグ」関連は、また別エントリーで。
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