2010_08_05_[WED]

ネットと電波媒体がクロスしてくる今日。
【現代芸能】を現象から見える『売れアルゴリズム』と『提供サイド側の思惑』を適当に考察する
シリーズ 【ヨシモト芸人を作ろう!】

【現代芸能】を現象から見える『売れアルゴリズム』と『提供サイド側の思惑』を適当に考察する
シリーズ 【ヨシモト芸人を作ろう!】
-->コレまでの「ヨシモト」関連エントリー
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◆ 吉本創業百周年予想
- ▼【歴史コンテツ】から「予想セット」?
- ▼【歴史コンテツ】の販売とは?
- ▼「吉本史」コンテンツを販売?
- ▼「吉本史」伝説芸人音源を何故売らない?
- ▼「吉本史」過去の「再構築」で再権利化?
- ▼「吉本流」【歴コン】販売を仕掛ける?
- ▼「吉本史」歴コン販売予想?
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◆吉本創業百周年予想
▼「吉本流」【歴コン】販売を仕掛ける?
もっと核心的に、わかりやすく言うと、
≪と、言ってもこの界隈好きにしか意味は不明でしょうが≫
ヨシモトは、創業百周年である2012年を軸として松竹の初代【桂春団治】芝居興行ビジネス手法を、コンテツのパッケージ化まで対応させた
吉本流の新しい【歴コン】販売を仕掛けてくる。
ということです。
ヨシモトが現在とっている
新喜劇以外の現代劇の芝居興行を行なっていて、関東には専門の芝居小屋や、関西にも専門の団員をもっていたり、芸人が監督をする映画興行、
等々の様々な戦術であるピースを繋ぎあわせていくと
全部が【歴コン】売りに繋げる事が可能
となるのです。
【歴コン】売りビジネスと言えば、松竹芸能の当たり興行となっている初代【桂春団治】芝居があります。

≪実際には、舞台となる時代背景はヨシモトの【歴コン】であり松竹は関係ないが、ヨシモト仕切りで行なった 二代目【桂春団治】がヨシモト揉めてという事情があって、ヨシモトは触ってきていないのだが長くなるので割愛。 松竹の芝居もあからさまなヨシモト関連の部分は配慮して脚色してたりする。≫

見たことがある人ならわかると思いますが
松竹が長年打っている初代【桂春団治】芝居興行ビジネスの肝は、完全創作物にはない実在性に観客が引き込まれていく という要素を見逃す事はできないわけです。
史実を土台にしているという重みが、当たり演目として長年、演じてこれて、作品としての深みを持つ事を否定できる演劇評論家はいないわけです。
興味がない人には意味不明でしょうが、ヨシモトも夜芝居などで色々な試みを行なっていて「萩原芳樹」氏の脚本で現実の歴史背景を持つ芸人シリーズを打っていたりし自分も2作見たのですが、やっぱり内容どうこうでなく≪自分は面白かったのでシリーズを2回も見ているわけだけど≫一般受けのキャッチという意味では興行として見た場合は弱いわけです。
演劇好きな人に、
演劇はエロAVと同じでパッケージで選択される
というオイちゃんの持論を言うと思い入れがある人ほど反論されるんですが
一般的な人にとっての購買動機≪この場合は観劇≫なんてのは、圧倒的にキャッチで決まってくるリアルがあって内容がどうこうとか技術的な部分までに踏み込んで見る人なんて演劇好きが考える以上に少なく
今回の松竹「春団治」も観に行きましたがメインになっている客層は「あーー、直美ちゃん」とか「ジュリー、色気があるね」とか言っている オバ様達がお金をタップリ落としてくれるわけです。
劇団四季≪20代の時は四季の会に入っていた≫にしても、宝塚にしても当たり興行と言われるのは興味のない人でも理解しやすい「キャッチ」が強い作品なわけで
否定するのは簡単だけど、 いろんな娯楽がある中でワザワザ、観劇という選択肢をチョイスするには、他の色々な娯楽に勝つ動機付け
棚にある多くの作品から【エロAV】をチョイスする時に似た
「わかり易くて強いキャッチ」
が、必要だと思うし
それが打ち出せていないから、劇団四季といえば「キャッツ」に「オペラ座の怪人」で、宝塚と言えば「ベルばら」といった作品。
「ヨシモトにしかできない作品」を打っていない
から、ヨシモトの夜芝居と言えばコレ!っと言った、いわゆるロングランの【当たり興行】を打ててない現実につながっている。
演劇好きな人に、
演劇はエロAVと同じでパッケージで選択される
というオイちゃんの持論を言うと思い入れがある人ほど反論されるんですが
一般的な人にとっての購買動機≪この場合は観劇≫なんてのは、圧倒的にキャッチで決まってくるリアルがあって内容がどうこうとか技術的な部分までに踏み込んで見る人なんて演劇好きが考える以上に少なく
今回の松竹「春団治」も観に行きましたがメインになっている客層は「あーー、直美ちゃん」とか「ジュリー、色気があるね」とか言っている オバ様達がお金をタップリ落としてくれるわけです。
劇団四季≪20代の時は四季の会に入っていた≫にしても、宝塚にしても当たり興行と言われるのは興味のない人でも理解しやすい「キャッチ」が強い作品なわけで
否定するのは簡単だけど、 いろんな娯楽がある中でワザワザ、観劇という選択肢をチョイスするには、他の色々な娯楽に勝つ動機付け
棚にある多くの作品から【エロAV】をチョイスする時に似た
「わかり易くて強いキャッチ」
が、必要だと思うし
それが打ち出せていないから、劇団四季といえば「キャッツ」に「オペラ座の怪人」で、宝塚と言えば「ベルばら」といった作品。
「ヨシモトにしかできない作品」を打っていない
から、ヨシモトの夜芝居と言えばコレ!っと言った、いわゆるロングランの【当たり興行】を打ててない現実につながっている。
ヨシモトは、考察していくと実は今までは自分達の歴史であるいわゆる【歴コン】が「金脈」になりうると1990年頃まであまり意識してこずにビジネスと絡めて来ていなかったのです。
正確には『銭』にする手段が不足していた。という言い方が正しいかもしれませんが、
そのロングラン【当たり興行】を打てていないヨシモト夜芝居も、2012年を境に長打を打てるチャンスが巡ってきます。
歴史があるヨシモトしかできない。強いキャッチと話題性。当事者ヨシモトが演じる事でしか深みが倍増される【歴コン】の芝居打ち興行です。
しかも、2012年、創業百年というヨシモトの歴史に注目が集まる最大のチャンス。
しかも、2012年、創業百年というヨシモトの歴史に注目が集まる最大のチャンス。
ココから導かれるのは?
吉本興業のカーネルサンダース「吉本せい」
ヨシモトの「吉本せい」芝居は、松竹「春団治」を超えるか?≪実現したら色んな意味で楽しみだ≫

芝居を見ている空間が、歴史を超えてヨシモト最大の【歴コン】「吉本せい」が心血を注いだDNAを受け継ぐ劇場という吉本興業にしか作れない、わかり易いキャチ。

「花のれん」等、多くの「ヨシモト」絡みの【歴コン】が、他人によって「銭」に替えられ、ヨシモト幹部は当時の関連誌などを読むと内心忸怩タル思いだったようで、 自社経営の甘味処に「花のれん」と付けるか、配役を貰うことぐらいの恩恵しかあずからなかったという
植民地時代のエジプトの如く、ヨシモトの【歴コン】を掘る人夫としてイギリスから小銭を貰うという体制だったわけです。
現代、エジプトが自分達の【歴コン】を自分達が主体となって「銭」にしているが如く、
吉本興業も90年代から自分達の【歴コン】が「銭」になる事に気づき、そのコンテンツを自分達が主体となって「銭」にしていくだけの体制も力も付けてきて、 2012年という
【吉本興業】創業百周年を迎えます。
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