2010_08_05_[WED]

ネットと電波媒体がクロスしてくる今日。
【現代芸能】を現象から見える『売れアルゴリズム』と『提供サイド側の思惑』を適当に考察する
シリーズ 【ヨシモト芸人を作ろう!】

【現代芸能】を現象から見える『売れアルゴリズム』と『提供サイド側の思惑』を適当に考察する
シリーズ 【ヨシモト芸人を作ろう!】
今回は、吉本興業の創業百周年記念の興行。つまり、2012年で≪創業が1912年(明治45)、詳しい経緯は別エントリー参照≫ 吉本興業は100年目を迎えます。
おそらく新宿・歌舞伎町の新劇場と合わせて、
この創業百年にあたる2012年に様々な銘で「記念興行」という戦術を打ってくるわけです。
そこで、今までのヨシモトマネジメント部の興行パターンから、 1年半後の2012年に合わせて、打ってくるであろう創業百周年「記念興行」を推察し、 その企画の狙い、楽しみ方等を少し違う切り口で適当に考察していく。
という、いつもの変わった角度プラス、予想に対する楽しみ方まで踏み込む超アクロバティクな考察エントリー。
当たり、ハズレは2012年ゴロに検証。
※今回も、多くの関連書籍など二次ソースからパターンを作り、そのパターンから導き出したアルゴリズムを当てはめて、次に起こる事象を推察し
ソレに対して自らの考察で解を出すというエントリーなので予感とかでなくて単なる予想です。また、この界隈好きな人しかワケワカメな場合が多々あります。
≪例えば、この岡田興業から派遣されていた「青山督」画像の引用先である「ヨシモト80年史」なんて普通の人は読んだことないだろうし、「大崎」氏が破壊者と呼ばれている。という事を雑誌等で読んだことが無い人には前提さえ分からないという事。≫もちろん、その辺りの説明も一切無いです。
-->コレまでの「ヨシモト」関連エントリー
---01見出し---
◆ 吉本創業百周年予想
- ▼【歴史コンテツ】から「予想セット」?
- ▼【歴史コンテツ】の販売とは?
- ▼「吉本史」コンテンツを販売?
- ▼「吉本史」伝説芸人音源を何故売らない?
- ▼「吉本史」過去の「再構築」で再権利化?
- ▼「吉本流」【歴コン】販売を仕掛ける?
- ▼「吉本史」歴コン販売予想?
-----------------------
◆吉本創業百周年予想
▼【歴史コンテツ】から「予想セット」?

まず、最初に2012年に行われるであろう≪具体的な対外的アナウンスは無し。二年後だから内部でもまだ詰めていないハズ≫
吉本興業「創業百周年」記念興行等の予想するうえで外せないのが現在、 興行師軍団【吉本興業】のドンである『大崎洋』氏が2009年に掲げた世界へ活路を見出し展開しようという、いかにも吉本興業ポイ壮大な号令
≪ヨシモトは昔から攻撃的な経営で知られていてTOPは、こういうのをぶち上げる。 3年ルールというのがあるようで、とりあえず3年間、全力でぶつかってダメならスクラップ&ビルドを躊躇なく行う。≫
新戦略「YOSHIMOTO VISION 2009」
企業であるヨシモトは、当然、このTOPマネジメント部の掲げたビジョンを達成すべく各階層であるミドル、ローアのMG部が戦術を立てて現場が実行していく。
以下は、『よしもと100年笑いは地球を救う。世界進出へ多彩6プラン』[ 2009年10月04日 19:19]より、6プランを抜粋。
-
『インターネットに対応したコンテンツの制作』-->携帯電話向けの芸人を使った「面白ソフト」の開発からパソコンでの動画の配信などなど。言葉の壁はあるものの、これは世界にすぐに発信できそうである。
-
『中国での本格的な展開』--> 中国で吉本は国家レベルでの文化事業と認知されている。上海吉本新喜劇も昨年12月から上演中。「現地では転(こ)けるのがブーム」(関係者)というウソのような話もある。来年の上海万博ではお笑いフェス「LIVESTAND」も開催する予定だ。
-
『スポーツビジネス』-->国内外のスポーツ団体にさまざまな提案をするというもの。日本ハムファイターズが東京から北海道に移転する際にユニフォームやロゴを手掛けた。吉本グループの「SMJ(スポーツマーケティングジャパン)」社が担当している。
-
『CAAとの提携』-->CAAは米国最大のタレント・エージェンシーでブラッド・ピットやキャメロン・ディアスらが所属する。今回のタッグで、ぶっ飛んだハリウッド映画やテレビ番組が誕生する可能性もある。
-
『沖縄国際映画祭』-->コメディーに特化した映画祭で「ラフ&ピース」がテーマ。宜野湾市がメーン会場で来年3月に9日間開催。大崎洋社長は同映画祭を「笑いを世界に送り出す巨大な装置」と位置づけている。
-
『創業百周年プロジェクト』-->100年までの2年5カ月でさまざまな仕掛けを計画中。社員から募集した数百にわたるプランを実現していく。
特に、界隈誌を読むと興行屋という稼業は俗に言う【ヤシ】の成分もDNAに入っていて「何周年」だとか「祭り」とか 『記念行事』が最大のビジネスチャンスであり、重要視する傾向があり【吉本興業】も然りである事がわかる。
企業として【世界ビジョン】とブチあげても【吉本興業】という興行屋にとって自分の社史に注目が集まるビックチャンスである 国内向けの『創業百周年プロジェクト』は絶対外せない重要な行事であり、実質はココを軸に関東の旗艦店≪劇場≫であったりという ビジネスが進行していると推察できる資料とよめる。
自分は、ヨシモト仕切りの上方落語の大名跡である『桂文枝』襲名も興行関係でココが軸ではないかと予想している。
このように、今までの吉本パターンから勝手に「当て物」方式で予想して、箇条書きにし、その仮定に対して内容まで具体的に連続で推察していく。
吉本パターンからMG層の思惑を推察した結論として吉本興業の「創業百周年」の興行や仕掛け「総合キーワード」は、
【歴史コンテツ】売り≪歴コン≫!
に、予想セットして、ベットしていきます。
≪つまり、このラインが崩れると半取りされる≫
ヨシ、来い!
ルーレットの回転は2012年。
━━━━━━━━━━━━━━━━━