2010_03_22_[MON]

サテンでツレとダベリながら次に注文をするお客の性別当てで3人分のコーヒー代を賭けて2人と勝負するオイちゃん。
ルールは、
オイちゃんが負ければオイちゃんが自分も含めて1人で3人分のコーヒー代1050円を支払う。
しかし、オイちゃんが勝てばオイちゃんのコーヒー代を含んで2人が600円づつ支払う。
結論的には、
2人が喜んで賭けに応じてオイちゃんが負けて1050円を支払う。という 漫画のようにはカッコよく行かない展開へ。
▼負けは残念だけども
良い賭けのフレームを作れて満足した。
一見、理不尽にオイちゃんが損な感じだが≪確かに負けると≫、
実は、
勝てばコーヒー代が無料になる上で 150円儲かるという彼ら二人よりも有利なハイリターン条件である事は分かりにくい。≪彼らはコーヒー代が無料になるだけ≫
その確率論を左右するパターンキーは客の時間帯による注文比か、 単純な男女の相対比か、気温や気圧などによる男女の注文比率なのか、わからないけども
この場合は確率論さえ上手くコントロール出来れば美味しい勝負ができるわけで、負けたけど。
▼ただ、リアル世界の出来事のハズなのに
カイジという漫画で展開される自堕落に沈んでいく架空世界の人間模様を全く笑えないリアル現状と思考だなぁ。と
この生活から抜け出そうと、それまでの蓄えを全部ハイリスクで自分の霊感を信じ勝負して、負けた。
完全なる敗北。
残ったのは小さな借金。地味に返済し続ける日常。
くそーー。身動き取れねーー。
結局、去年も自殺者が3万人を超えたそうだ。
自分で死を選ぶ尊厳はプロテスタントなのに否定しないけど自分の場合は、このまま死んでしまったら 『負けに殺された』という屈辱感で逆に意地でも死ねねぇ。
「渡れる。渡れるはずだ。信じよう自分を。渡れる。俺は渡れる。」
ざわ・・・ざわざわ・・・
そして再び勝負だ。 とりあえず返済だ。
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