2010_03_12_[SAT]

ネットと電波媒体がクロスしてくる今日。
【現代芸能】を現象から見える『売れアルゴリズム』と『提供サイド側の思惑』を適当に考察するシリーズ 【従来型吉本では誕生しないコア持つ稲垣早希】
アノ芸人事務所の巨人でありアゲアゲシステムを軸とした劇場原理主義である「よしもと」から出てきた、 「よしもと」的でない新しいタイプのネット等を中心とした「コアなファン」層から流れを形成しつつある女芸人【稲垣早希】
今回は、「ブログ旅のDVD発売は来年2011年以降になるハズ」という予想がハズれたので、 稲垣早希さん関連の『DVD販売』を軸に「ヨシモト」を絡めた 構造を分析し他の批評ブローカーさんと少し違う切り口で適当に考察していく。

【現代芸能】を現象から見える『売れアルゴリズム』と『提供サイド側の思惑』を適当に考察するシリーズ 【従来型吉本では誕生しないコア持つ稲垣早希】
アノ芸人事務所の巨人でありアゲアゲシステムを軸とした劇場原理主義である「よしもと」から出てきた、 「よしもと」的でない新しいタイプのネット等を中心とした「コアなファン」層から流れを形成しつつある女芸人【稲垣早希】
今回は、「ブログ旅のDVD発売は来年2011年以降になるハズ」という予想がハズれたので、 稲垣早希さん関連の『DVD販売』を軸に「ヨシモト」を絡めた 構造を分析し他の批評ブローカーさんと少し違う切り口で適当に考察していく。
-->コレまでの「稲垣早希」関連エントリー
---見出し---
- ◆『稲垣早希』のブログ旅DVD発売?
- ◆「ヨシモトDNA」と「桜の卒業の季節」DVD?
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◆『稲垣早希』のブログ旅DVD発売?

録画していた「ロケみつ」を見ていたら 年始にエントリーした『稲垣早希』考察020での 「ブログ旅のDVD発売は来年以降になるハズ」という予想がハズれた。
▼予想した理由として
- 「他局に販売」
- 「間に書籍など別の物販を挟んでくる」
(01)の番組販売を狙って時期をズラしてくることはハズしたが、 【MBS】の今までのパターンからDVD以外に(02)「書籍など物販を挟んでくる」は当てたので一勝一敗という感じか。
▼予想に反して
まだ、詳細はよくわからないが『関西縦断ブログ旅』を「トラの巻」、 「パンダの巻」というDVDで2巻にして2010/06/02に 「よしもとアール・アンド・シー」から発売するようだ。
どうやら、DVDの1本が180分の収録なので、もし『関西縦断ブログ旅』を2本で完結させるとしたら、最大が6時間と言う事になり 第拾八話までの『完全版』が入るようだ。
▼つまり、
「TBS」が2010年1月9日に「関西縦断ブログ旅ゴール」を迎えたのでコンテンツの勢いがある今年中にDVD物販で早めの利益確定をしていくという 方針と言うことになる。
▼再編集無し?
早く出していくことでコンテンツ鮮度を保てるので『鳥居みゆき』さんのハイタッチDVDのように再編集などリテイク、 リプロダクトを行わなくても、それほど気にする事なく販売出来る利点もある。
コンテンツ鮮度が古くなった部分を副音声や未公開映像を含めたボーナス映像など編集によって まかない、数種類の写真のうちドレかが入ってる的なベタな特典付けるハズと予想したが、
どうやらコンテンツ鮮度が新しいこともあり『完全版』のマンマ?
ただ、『完全版』マンマではなく未公開映像を挟むなど編集を行った方が間違いなく販売数が伸びるのを予想出来るが。 詳細はまだ不明だ。
▼踏まえて今後の予想と考察、
-
「シリーズごとに分割してDVD販売」-->現在、ネットしているTBS等が「四国一周ブログ旅完全版」終了後、
四国のローカル局で番組が売れなければ半年とか1年以内という短い期間で『DVD販売』になるはず。
-
「次のシリーズは来年以降で3巻はうさぎの巻」-->次の「四国一周ブログ旅完全版」は、
時間的に3巻以上になるので「トラの巻」「パンダの巻」「ウサギの巻」となる。
-
「初動の販売動向で、『稲垣早希』の人気度合いが測れる。」-->「ロケみつDVD」と言っても
誰もがわかるようにコレは『稲垣早希』さんのDVDであり、販売実績で彼女が一般ユーザに対して現在時点の「購買力」を持っているか?という指標になる。
パターンとして、こういうコアなファンを持つとされる【対象者】≪今回は『稲垣早希』さん≫の場合は、販売1週間から1ヶ月の「初動」がどう動くかで だいたいわかる。といわれている。
≪ソレ系の書籍によるとコアなファンは予約や販売日からそう遠くない日に購買するから販売数グラフが初動が急激にグーと伸びてストーーんと落ちていくので、 底値を推察出来る。 ≫
▼このDVDで『稲垣早希』さんの数値が取れるとは?
これがアメトークなどの「お笑い」という汎用的なコンテツDVDだと 「ネタ」であったり出演者とのカラミを含めた「話術」の面白さが購買動機に占める割合が増えてしまうことで 司会者など『MC』個人の人気度を計測しにくいとされている。
『稲垣早希』さんのコアなファンの人は理解しにくいかもしれないがライトなファンと言うのは 【TV演芸】で無料で放映され『稲垣早希』さんという個人が全面に押し出された汎用性の無いコンテンツを わざわざDVDを買ってまで保存しようとはしない。
▼つまり、このDVDの購買動機とは、
常識的に推察してみて 『稲垣早希』さんの旅ロケ番組での魅力 という比重が非常に高い。という事であるから
「コアファン層」と「ミドルファン層」の合算で販売数が出る。
つまり、 一層、正確な『稲垣早希』さんが持つ人気の現在時点での全国値が取れるという事。
▼このDVDでマネジメント側は?
オイちゃん達のような一般人は外部に出てくる少ないデータで推し量るしか無いので地域別などの動向は つかみにくいが
マネジメント側は、販売動向の詳細なデータとして 例えばDVDが捌けた数としてアマゾンのようなNETがドレぐらいで 店頭売りがドレぐらいでなどという地域ごと、時間ごと等のPOS販売数やチャネルを含めた詳細なデータが手に入る。
ここからヨシモトのマネジメント側は『稲垣早希』という商品に対して「分析」をかけて販売戦略を練り直したり、
初動から割り出したコアな層の数値や販売数をTV売りでのブッキング営業や営業販売 などの「資料」として利用していく事ができる。と推察出来る。
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◆「ヨシモトDNA」と「桜の卒業の季節」DVD?
▼「桜・稲垣早希」の考察理由
オイちゃんが「桜・稲垣早希」さんを考察し始めた理由は簡単で長年、吉本興行を見てきて 「従来のヨシモト的な女芸人とは明らかに違うコアなファン形成」をハジメテいたから
ひょっとして、吉本マネジメント部は「パピプペポピンズ」以来「鬼門」を突破するのか?
という一点に興味があるから。今も。
▼「桜の卒業の季節」DVD発売
「桜の卒業の季節(仮)」が2010/06/09に発売されるようです。

「桜」結成から 『増田倫子』さんの卒業までの映像を集めたというDVDです。
▼「桜の卒業の季節」と「ロケみつ」DVDの違い
違いは簡単で
- 「桜の卒業の季節」-->コアファンを対象。
- 「ロケみつ」-->ミドルとコアファンを対象。
ただ、パーセンテージ的には、サキちゃんが好きなので「ロケみつ」は見るがDVDを買ってまで見ようとは思わない移り気で薄いファン層≪ライト層≫が大多数である事は推察出来る。
▼「桜の卒業の季節」DVD販売でわかること。
コレも簡単で
(「ロケみつ」DVD販売数)-(「桜の卒業の季節」DVD販売数)=「ミドルファン層」
という数式が成り立つので、「ロケみつ」で膨れた「ミドルファン層」の大枠を掴むことが出来る。と言う事。
▼つまり「ミドルファン層」とは、
「ロケみつ」という番組終りで無くすかもしれないファン層だとも言えるわけで、
マネジメント部は数値を分析しながら、 このファン層を如何にしてコアなファン層に取り込んで行くかと言う戦略を練る事になる。
▼「桜・稲垣早希」もヨシモトDNAで潰れるか?
まず考察時、絶対に見落としていけない事実は、『稲垣早希』さんがヨシモトで無ければ関西圏においてこのようなカタチで電波媒体に乗る事はホボ無かったし、 舞台どころか【旅ロケ】キッカケさえ掴めないのが現実で、ヨシモトだからチャンスを掴めたという事。
それを踏まえた上で
以前にもエントリーで書いたがオイちゃんは「劇場絶対主義」なDNAを持つヨシモトは、マネジメント側は理解していても 現場側が「ヨシモト型女芸人」とは全く違う資質が必要である 「タレント的な女芸人」を同じ土俵で比べて低く見る傾向があるから
なんとなく マネジメント側の思惑とは違うところ、 おそらく「現場が『増田倫子』さんにヨシモトDNAを強要してココロが折れたんだろうなぁ」と簡単に妄想予想出来る。
だからこそマネジメント側の戦略が当たり、今までの「ヨシモト型女芸人」には無かった確変を始めた『稲垣早希』さん。が今後どうなっていくのか?その点について興味がある。
イメージ先行の「タレント的な女芸人」を少し下に見る傾向があるヨシモトの現場 からオセロさんのような「タレント的な女芸人」が簡単に育つとは思えないし、
それは「妖精・ポピンズ」以来ずーーーと鬼門であった事が証明しているわけで、
その延長線上にある『稲垣早希』さん。
▼「桜・増田倫子」は芸能界に戻れるか?
それは全くワカラナイ。
しかし、断言出来るのは関西圏では「ヨシモト」以外からは100%無理と言うこと。これは99%ではなく100%。なのは 「ヨシモト」を長年考察していると簡単に予想できる。
「ヨシモト」から、こういう辞め方をした場合には、ありとあらゆる芸能活動は不可能なことは簡単に推察出来る。 特に関西圏では電波媒体は当然だが、紙媒体などでさえよっぽどの強いコネがない限り不可能になるようだ。
あの「横山やすし」師匠でさえ「ヨシモト」解雇後は、いろいろ情報を追うとアクションを起たりしたようだがネットも無い時代 そういった動静は一切伝わる事なく関西圏のありとあらゆるメディアから消えたのである。
『増田倫子』さんの場合も今までの「ヨシモト」的なパターンからすると他の事務所に行こうが関西圏では芸能的な活動は100%不可能。 おそらく町の「ダンス教室」で小学生を教えるっていう規模以上は不可能だと推察出来る。
ただ『増田倫子』さんが救いなのは、ホボ無名であった事や、元相方の『稲垣早希』さんと今でも仲が良い。というコトだ。
▼過去にも
色々なカタチで「ヨシモト」から去った人がいるが、よっぽど綺麗な辞め方をしないと芸能生活はそこでピリオドを迎える。
名前は挙げないが、そこそこ名前があり「ヨシモト」で結婚を機に 相方を置いて解散した漫才師は何度か頭をさげようとしたようだが「ヨシモト」に戻れない。 もちろん電波などマス媒体が、その「漫才師」を一切取り上げないので芸能活動でイベントを打つことも出来ないし、 サラリーマンをするしかない。
絵などアーティストで生きようとする場合も「ヨシモト」に籍を置きながらであればたとえマージンを抜かれても「ヨシモト」というネームバリューと共に キッチりマネジメントや宣伝をかけてくれるので「ジミー大西」さんや「たいぞう」さんのようにお金も入ってくるが
これも名前は挙げないが同じように、絵などアーティストで生きようとする場合も「ヨシモト」のチカラを、みくびって辞めてしまうと 今までは「ヨシモト」だから取り上げていた電波はもちろん紙媒体でも取り上げてもらえなくなるので、よっぽどコネや力がない限り 町の日曜画家レベルでしか個展を開けなくなってしまう。
事実と照らし合わせて考察していると色々なモノが見えてくる。
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