2010_12_31_[TFRI]

いつも、又は、タマタマ、このブログ「172305071」を、ご愛読、又はタマタマ御覧いただきましてありがとうございます。
管理人の『穴田ホリオ』こと、「オイちゃん」でございます。
ああぁ、今年も終わっちゃうよ。正月間近だよ。
今回は年末ということで、オイちゃんが100冊ほどの読書からベスト3を
無理やり選んでみた。

ああぁ、今年も終わっちゃうよ。正月間近だよ。
ベストの20冊ぐらいなら早いんだろうけど結構な量を読んでいるだけに【3つ】に絞り込むのが難しかった。
やっぱり傾向はベタな自身の趣向へ少し偏るなぁ。と。
本日のエントリーは、【自分まとめ増刊号】です。
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-->コレまでの「自分まとめ」関連エントリー
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◆【増刊号】自分まとめ(12.2010)
- ▼【労働】返済は続く。
- ▼【労働】家族内役務
- ▼【書籍】今月も10冊ぐらい
- ▼【書籍】2010「もうすぐTOP3」
- ▼【書籍】2010「スポットライト」
- ▼【書籍】03位「いちばんここに似合う人」
- ▼【書籍】02位「PLANETS vol.7」
- ▼【書籍】01位「芸術闘争論」
- ▼【鑑賞】DVD「稲垣早希」ブログ旅05-06
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◆2010年12月期終わりに自分語りメモ
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▼【労働】返済は続く。
2010年12月における日常生活も、特に代り映えもなく淡々と地味に労働、そして【借金返済】。
そして年末といえば、国破れて山河あり、城冬にして枯葉みたり。な子供の駄賃が書かれた端株配当の引換券がやってくる季節。ya-ya-ya
失敗のリカバリーという業を背負うリアルに押しつぶされそうな1年間を振り返りながら印鑑を押して郵便局で換金。チャリン。
別のところの週イチぐらいの更新【アフィ】が2010年間で¥6,390。チャリーン。
≪ちなみに、ここのブログには一切のアフィをかけていません。≫
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▼【労働】家族内役務
イイ歳こいて家族と暮らしている事から当然、年老いた両親の代わりに家族内役務に駆り出されるのだが、
今月は年末ということもあり、「天袋」系の高いところの入れ替えと掃除をさせられたり、 下のサーバを置いている部屋を掃除させられたり、とうぜんに自主的でなく強制労働。
『宇津井健一』くんとは違い居候の「居住権トレード」獲得手法として、渋々でも役務に従う。
12末には、先月に「エコポイント」で駆け込み購買した冷蔵庫が来てた。まだ使えていた旧冷蔵庫は、 廃棄の引き取り料を支払い『ドナドナ』だがどうせ販売店から中古として横流しされて並ぶのだろうなぁ。
という消費税が免除される売上の店舗(免税事業者)が大半の客は知らないと思って還付金に変わるゼニへ執着する視線と同じ感覚で見送る。
配送のヒトがが来るからと、前日にサブPC横に置いているディスプレイ周りを掃除させられる。
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▼【書籍】今月も10冊ぐらい
借りたり、買ったりして読書。
活字が無いと落ち着かない人なので3日に1冊ぐらいのペースで雑多に読み続けている。
今月は、図書館で借りてきた小説達と、れいの「KGEROU」を購買。
あとは「週刊文春」を久しぶりに立読みでなく買ったり。データ収集の為に稲垣早希さんの「写真集」を買ったので考察は、年明けの別エントリーで。
「KGEROU」に関しては悪評だったが、ちょっと全体に流れる観念性が幼稚というか文学作品としては革新性が乏しい気がしたが文量が少ないこともあって思っていた割に普通のラノベ的にサラッと読めた。
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▼【書籍】2010「もうすぐTOP3」
残念ながら栄えある【2010年オイちゃんTOP3】に入賞しなかったが、オイちゃんの中で話題となった書籍達をさらさらとご紹介。
◆「筒井康隆」氏の『あほの壁』
オイちゃんは本来、とても素直で人に奨められた仏壇仏具やスルメ等の乾物だってスグに買ってあげる人間だったのに十代から夢中で読んでいた「筒井康隆」先生のせいで、 こんな性格になってしまった被害者なので加害者の著作を【TOP3】に入れることはできません。
来年、初頭『漂流 本から本へ』も勿論読みます。
◆「村上春樹」氏の『1Q84』
◆「齋藤智裕」氏の『KAGEROU』
お亡くなりになった「シドニーシェルダン」のエロが多い感じで再び読める幸せと、 編集者の頑張った直しが認められて、お二人の先生が同率で「もうすぐTOP3」入りです。おめでとうございます。
◆「岩崎夏海」氏の『もしドラ』
『フレーム』が多くの亜流作品を生んだ功績が認められて「もうすぐTOP3」入りです。
もちろん、この「岩崎夏海」氏のフレームも『萌え単』であったり太宰作品のレイの『表紙』だったりという流れからの合わせなわけですが、 うまくキャチを市場に合わせていけば売れるんだなぁ。と、まさしく『もしドラ』
界隈的には、では何故、「よっちゃんイカ」先生の『魔法少女美咲ちゃん』が上手く合わなかったのか?という疑問がないわけではありません。
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▼【書籍】2010「スポットライト」
◆「東京POD許可局」氏の『東京ポッド許可局』
「文系芸人が行間を、裏を、未来を読む」と題して、ほぼ界隈好きしか知らない3人の現役芸人さんがお笑いの世界を軸に1つのテーマについて語る音声でのPODキャストの注釈を加えた文字起こし本。
感想の続きは--> 【書籍】2010『東京ポッド許可局』
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▼【書籍】03位「いちばんここに似合う人」
2010年のオイちゃん的書籍ベストの第03位は、たぶん殆どのヒトが知らない映像作家で女優でもある【ミランダ・ジュライ】の短篇集。
03位 いちばんここに似合う人
¥ 1,995≪ミランダ・ジュライ (著), 岸本佐知子 (翻訳) ≫ # 単行本: 282ページ# 出版社: 新潮社 (2010/8/31)
翻訳が出たら読んでみようかなぁ。と思っていたら出たので買ったが流石キリトリのセンスが光る1冊だった。
≪ミランダのサイトとかレイアウトセンスもイイよね。ちなみに173205071のブログレイアウトは、判るヒトにはわかる 昔の「Suck.COM」の流れなんだけどそういう文化に触れたり界隈を知らない普通のヒトは、 創世記時代のワイヤードがドウたらとかも何言っているかもわかんないだろうけど。≫
個人的な初見は、58回カンヌでのカメラドール『君とボクの虹色の世界』で、 「愛され作戦」とかの【ドーリス・デリエ】等と同じく
女流作家はジェンダーからの切り口が多く【ミランダ・ジュライ】評もそうだけど本当に 感情のキビを「キュー」って掴むウマさがあって
長島監督的な批評をすると
大きな前フリから、ありがちな力技の「ギューー」でなくて、昔の邦画にありがちなロングで与える感覚を、ショートの短いリズムで「キュー」「キュー」「キュー」と刻んでくるセンスに あー、うまいなぁ。って
メジャーな作品に少ない 単純にキラリを感じる作品が多いポストヌーベルヴァーグ的なアイデア脳が触発されてくる感覚になる2010年、オススメ1冊。
上の映像は作品の中にもある「The Swim Team」
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▼【書籍】02位「PLANETS vol.7」
2010年のオイちゃん的書籍ベストの第02位は、たぶん殆どのヒトが知らない界隈での【ゲームラボ】こと【宇野常寛 第二次惑星開発委員会】のサブカル界隈誌。
≪ちなみに、同じアルゴリズムの変換装置を使うと、「サイゾー」は【週アス】へ、「ブブカ」は【IP】へと変換されていきます≫
02位 PLANETS vol.7
¥ 1,890≪宇野常寛≫ A5版:352頁(カラー32頁)2010年8月15日発売
前回vol.6《特集》は「お笑い評」で今回は、 「ゲーム批評の三角形」と題してゲーム史をなぞりながらゼロ年代以降のネットワークやコミュニケーションというキーワードに付いての考察をしていた。
≪ちなみに、この「PLANETS」の姉妹系で「思想地図」という「東浩紀」さんが編集してる界隈誌があって、こちらはIT界隈変換コードを使うと【ラジオライフ】に当たるのですが 新感覚言論誌こと「思想地図」は最近βとなった。まだ最新号は全部読めてない。≫
オイちゃんも昔、ゲーム関係の同人誌を出したことがあるのでこの界隈の本はよく読んでて「堀井雄二」さんのインタビューとか最後の新作ドラクエ関係以外は 概知だったけど微妙に言及の仕方が変化してたり、捉え方が変わっていることもあってオモシロかった。
恐らく読み手は選ぶだろうけど、【天下一品】ラーメンのように嵌ると出たらツイツイ読まずにはおられなくなる中毒性な界隈誌。2010年、オススメ1冊。
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▼【書籍】01位「芸術闘争論」
2010年のオイちゃん的書籍ベスト、栄えある第01位は、年末に大外から豪快に差してきた界隈のトリックスターこと『村上隆』御大の書籍です。
01位 芸術闘争論
¥ 1,890≪村上隆≫# 292ページ # 出版社: 幻冬舎 (2010/11)
2010年は、ダントツでコレでしょ?
「あーそうなんだ!」の人にもオモロだろうけど、 ある程度の界隈的な知識がある人が構造的に読んでもメッチャオモロイ書籍。
「オレを見ろ!コレが手品の種明かしだ!」
と叫びながらの手品の再現パフォーマンスで読者を引き付ける『トリックスター』ぶりはハンパない。
不思議な現象という事で飯を食っている人からしたら「余計な事」であり、価格構成を精神論の筋立てで全て解きたい「評論」からもスカンを食らう。
だから「村上隆」さんを嫌いな人は、本当に嫌いになる。何が嫌いか?と聞かれたら解釈論でなく「生理的に」となる。のも何となくわかる意味でも意義ある書籍だ。
オイちゃんはもちろん「村上隆」節全開で予想以上のオモロさに「クククッ」と声をあげて笑い、 書籍に「ツッコミ」を入れ、独り読みながら会話してしまった。
「村上隆」さんのオモロなトコロは、フランスでの例の騒動もそうだけど、ダリのようにある程度は狙っているけど ダリのように自分に蒙昧していない
いわば「ダリ」と「ガラ」を「村上隆」さんが声色を変えながら独りで二役するシタタカサであり、それが強さと同時に怖さを合わせ持つことだったりする。
でも、「号数売りローカルじゃぱん」の中に賛否はどうであれ「村上隆」さんのような存在があって、 キキカイカイが海運不況が重なって沈んでいったレンブランド工房の伝を踏むのか?とか未来のことは史家じゃないので分かりませんが、
いずれ歴史となるであろうPOPアートとの「摩擦」であったり「闘い」を観察できる環境にある。 残念ながらプレイヤーではないけども、そういう時代を共有しているというのが界隈好きとしては幸せだなぁ。と思う。
「お笑い」売れ理論と絡めて御大『芸術闘争論』のまとめと「村上隆」予想ギャンブル記事を来年に。
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▼【鑑賞】DVD「稲垣早希」ブログ旅05-06
今月は、観察強化対象の「稲垣早希」さんの四国編後半ブログ旅DVDがまたまた2巻3枚出たので、写真集に続き、なんだか「ネギ鴨」状態だが購買。
続きの感想は-->【稲垣早希】考察1001--「ロケみつ」DVDで見える高座百遍と恐るべし「なごみ感」?
【ロケみつ】考察とかは、結構筋読みが当たった推察の検証と、次もMBSパターンから当てる!2011年企画予想ギャンブルのエントリー時に。
たぶん2011年もリアル社会では、地味に労働し借金を返済しているハズ。 あと3年間で少しだけ楽になるが、その時には41歳か、ある意味オレの人生は確かに詰んでるな。
漫画の主人公だと、大抵はリスクを取ったときはピンチがあっても成功してハッピーエンドだけどリアル社会ではリスクを取って 失敗したら、なかなかリカバリーにも時間がかかるしアクロバティックな毎日だという事を体験中。
それも、漫画なら読むのを止めたら終了で次をまた始められるけども、 リアルでは「リセット」って事は今世の終を選択するという事なわけで、朝の寒さに「指モゲ」でもマダ「リセットボタン」は押せねぇ。
ワラけてくるけども。徐々にこの下層のパターンも頭に入ってきてチョッと慣れてきたので3年後の次の一手を考察しながらリスクの代償へリカバリー。
そして、リアルの乞食から一転、気分だけは王様になれるネット社会では特にドウコウするわけでもなく
『芸能界』というオイちゃんの人生に全くカンケイナイ星雲に存在している、『お笑い』という星の中にある、メインストリームから外れている『女芸人』という国家の、 『マネジメント』という行政事務を眺めて
プレイヤーである 議員達の『成功へのアルゴリズム』を考察する頭の体操。という名のエアーギャンブル。

また、2011年もヨロシコお願いします。
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