2009_03_29_[SUN]
個人的にアートや建築が好きなのでソレ系の美術評論なんかの専門書籍をたまに買って読んだり借りて読んだりするのですが
当然、それらの評論は感情論よりも先に形式を踏まえての結論に至る根拠、根拠となる道筋を導く出典・資料への引用となります。
知識の裏付けを書き手だけでなく読み手にも要求します。
一方、【TV演芸】におけるショートネタの隆盛は、芸人のネタ認識の伝播を容易にさせたネットというチャネルが拍車をかけて 大量の自称お笑い評論家群を生み出し続け
特にお笑い好きを宿命とし、生まれながら体内に「お笑い遺伝子」が埋め込まれる 我々関西人が背負う『大業』のヒトツに「お笑い評論」が定着し昇華しているのではないかと。
【阪神をいかに優勝へ導くべきか?】という命題と同じくらい話の枕を超えてアイシングソウ思うのあった。
知識の裏付けを書き手だけでなく読み手にも要求します。
一方、【TV演芸】におけるショートネタの隆盛は、芸人のネタ認識の伝播を容易にさせたネットというチャネルが拍車をかけて 大量の自称お笑い評論家群を生み出し続け
特にお笑い好きを宿命とし、生まれながら体内に「お笑い遺伝子」が埋め込まれる 我々関西人が背負う『大業』のヒトツに「お笑い評論」が定着し昇華しているのではないかと。
【阪神をいかに優勝へ導くべきか?】という命題と同じくらい話の枕を超えてアイシングソウ思うのあった。

根拠や出典も無い推論に基づく≪最近はプロと称するお笑いの評論家の人も≫ネットに煌く熱の篭った他人の【キモイ芸談】を読むの事というのも
知人とか友人とかそういったお笑い好き素人とコーヒーを飲みながら【キモイ芸談】を熱く語るという無生産行為は共に最高の娯楽になってるね。

演じ手も、ソウいう事は昔から承知しとるし。世阿弥も『風姿花伝』 の中で
「ときに応じところによりて、おろかなる眼にも、実(げ)にもと思う様に、能をせむこと、」
ちゅうとるぐらいやからな。その場その場で臨機応変に変われん芸人はいつの時代もアカンいうこっちゃ。

芸論なんかを読んでも本質を突いてるから現代においても全く色あせる事がないし。


「次に来る芸人は誰だ?」
「【マナティ】って名前がハンデあるよな。この時代は芸名もSEOしていないとダメだろ。事務所が大きくないなら尚更。」
「【いがわゆり蚊】が演じるキャラは【友近】的な状態模写風の芸風を目指してるなら少しあざとく感じるし【鳥居みゆき】的な独自世界を演出するには イマイチ狂気が薄くて振り切れてない感じるけどコレってTV用なのかなぁ。でも吉本興業の5年未満の若手女芸人の中だと少し抜けてるし数年後には【友近】の後として絶対に出て来るな。」
みたいな話を延々3時間ちかくも熱く語りあってた。オイチャンを含めて3人とも関西人にありがちなメッチャ吉本興業大好きっ子。貧民の娯楽である【TV演芸】強しを再認識。≪関西の深夜番組は吉本興業の芸人を無しでは成立しないからTVを付けてるだけで自然と若手芸人の名を覚えるし吉本びいきになるのである。≫
ただ、飯を食い終え3時間の熱い議論も終わりに差し掛かる頃、 よく考えたら40歳近くのブルーワーカーな素人おっちゃん同士≪見かけイカツイ。ヒトリは子持ち≫が集まって 『なんて生産性の無い事をしゃべってるんだろう』って。
って爆笑。でお開き。
めちゃくちゃエネルギーの無駄遣いやなぁ。

まぁ、どの時代にも御主人様たちのような自分自身は大した生産性を持たないのに他人にそれを求めるエネルギー駄々漏れ人間はおるから。
そして御主人様のような凡人の多くは、このように膨大なエネルギーを力に変えられず無駄に垂れ流し死んでいくんや。
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