2008_11_10_[MON]
オバマさんが米国の次期大統領に決定しました。
そして、キリスト圏から極東と呼ぶ≪つまり、彼らの中心に自らがあるということ。当たり前といえば当たり前だけども≫カラード達の住む
島国では、
オバマさんの当選を大盛り上がり。
日本のマスコミは殆ど取り上げてないような気がするワタシタチ
日本人の拉致被害者を抱えるという微妙なポジションにある
小浜市長の村上氏の発言は結構、ホノボノを通り越したオモシロ含みな内容であったのだ。
というエントリを以前、AGEたのだが。
どうやら彼らの願いが結実したようなのでagE in!しておこう。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
そして、話は再びオバマ・ボーイズからYes you canに戻り、オバマさんの勝利演説の【ハーバー論争】 へ。
ちょっとオモシロかったので引用。
極東ブログ でおなじみの【finalvent】さんの上記エントリーに対して、ワレラが【ストロング弾】師匠が
いつものように【マイクぱふぉマース】。
最近【ストロング弾】師匠が論調おとなしげだったので寂しかったのですが内容はともあれ今回はストロングスタイルの
剛速球でビーンボール狙いです。
The enemy we share
被害妄想にもほどがある。
Yes you can - finalventの日記
補足すると。 この米国の真珠湾に爆弾が落下し、日本の独裁が世界を恐怖で支配しようとしたとき、時の米国民が立ち上がり、偉業を達成し、そして民主主義を救うのをクーパーさんは見ていました。Yes we can。私たちにはできるのです。
確かに"the harbor"が真珠湾であることは間違いない。しかしtyrannyが指しているのは、「日本の独裁」じゃないよ。主としてナチス。少し広げて枢軸国。スターリンも入っているかも知れない。
でも、重要なのは、そこじゃない。
ここ、あえてぼかしてるんだよ。
他の部分と比べてみるといい。他は、きちんと地名を入れている。
404 Blog Not Found:惰訳 - Barack Obama's acceptance speech in full
She was there for the buses in Montgomery, the hoses in Birmingham, a bridge in Selma, and a preacher from Atlanta who told a people that "We Shall Overcome." Yes we can.
彼女は、モントゴメリーのバスや、バーミングハムの放水や、そしてセルマの橋も目にしました。そして聞いたのです。アトランタの宣教師が、「わたしたちは乗り越える」(We Shall Overcome)と説くのを。Yes we can.
なんで自国の恥はきちんと書いているのに、他国の恥はぼかしているのか。
これこそが、ドイツや日本を彼が"they"でないと見なしている証拠だと、私は見た。
あの文脈から言って、真珠湾は絶対外せない。でも「わたしたちの湾」と、実に不自然な言い方をしている。同演説のクライマックスとも言えるアン・ニクソン・クーパーのエピソードで、その完成度を下げてまで伝えたかった彼のメッセージが、そこにある。
our stories are singular, but our destiny is shared
もしsharedでなかったら、彼は Pearl Harbor と言ったはず。
では、彼の敵とは誰だろう。
本当に彼の道程を追ってきたなら、わかるはず。
≪
404 Blog Not Found :
2008年11月07日 15:00≫
自分には【シドニーシェルダン】や【なんとかポター】の翻訳家さんのような原文に無い描写を書き足して
一行が10行になり本筋と違うところがやたらと膨らんで無駄にページ枚数を厚くする才能がないので
素直に英文を眺めていると【finalvent】さんの言われるとおり、
普通に【トラ・トラ・トラ】としか普通の人は受け取らないでしょう。
もちろん、自国民である普通のアメリカ人も。そして普通のワレワレ外国人も。
でないとしたら
オバマさんはこの演説を【シドニーシェルダン】や【なんとかポター】の翻訳家さん達に聞かせようとしたのでしょうか?
あと、筋道は【ストロング弾】さんがおっしゃる事と全く逆思考なんですが
【オバマさんのこういう発言の一部を取り上げてことさら強調しどうこう言うのは馬鹿らしい】 という結論部分だけは同じ意見です。
だって、戦後≪第二次世界大戦≫のアメリカ大統領は
アメリカ国民に団結を訴える時には必ず【トラ・トラ・トラ】から始まった苦難から勝ち取った勝利を称えます。
オイチャンは日米同盟支持の保守思想ですが、
勧善懲悪大好きっ子なアメリカにとってアメリカが正義でありつづけるには悪が必要なわけで
ベトナムで自尊心が傷つきイラクで勝利をいまだ勝ち取れていない現状において、アメリカが自国民を鼓舞する演説で完膚なきまでに敵を叩きのめした先の大戦を使い倒すのは至極当然で民主党だからというのではなく、
どちらの政党であってもアメリカにとって日本の存在は自国をひきたたさせるためのユニットぐらいしか思ってないだろうし、
本来、日本もそうあるべきだと思うのですが。
【あんな悪かった日本をアメリカが開放し正義の国にしてやった。】 ブシュさんもよく使ってましたね。
まさしく戦前の日本極悪人説は殆ど【枕言葉】ぐらいの
【一種の形式美】 で。
第三次世界大戦とのちに呼ばれるのかは知りませんが残念ながらいつか来るのであろう秩序を変える戦争のような
≪少なくとも日本にとって≫パラドックスの変化が無い限りこのポジショニングはかわらいのだろうなぁ。と。太古のエジプトから常に正義や歴史は勝者の視点によって書かれるのだからしゃないです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━