2007_09_29_[SAT]
小沢という政治家は本当に恐ろしい臭覚をしています。

『慰安婦議決』に抗議していた著名な保守論陣の言論誌での主張や 日本語の保守ブログを見ていても『慰安婦議決』から時間が少し経ってきて 『テロ特は日本の国益だろう』という意見が増えてきている。
しかし、それよりも日本の世論に対して決定的だったのは、 あのワザとらしい『駐日大使が感謝』をおくった。 というのと米国と日本の外務省工作ミエミエな『国連での感謝決議』 ≪さすがにロシアはそこまでやるかと、あきれたようだが≫という2つの工作 が日本人の大多数を占める薄い保守層に効いたようで。 【ここで勝負あり。米国と日本の外務省の勝利】
今後、アメリカが『慰安婦議決』のような理不尽極まりない反日政策をしないかぎり 世論はこれ以上、反対多数に傾かないような風になってきました。
本当に外務省は日本の世論が何に弱いか知っているなぁ。と笑ってしまったと同時に アメリカという国は 自分の国益の為なら三文芝居も平気な国だから本当に怖い国だと改めて思った。
まさか、アメリカがここまでやるとは思っていなかっただろう小沢氏も世論逆転の風を感じ、
日米関係の成熟化で一致 小沢代表が元駐日米大使と会談
小沢一郎代表は27日午後、党本部で来日中のモンデール元駐日米大使(元米副大統領)と会談、日米関係の在り方について意見を交換した。その中で小沢代表は、テロ特措法の延長問題などを念頭に「最近、私の主張についていろいろ誤解があるようだが、日本はこれまでのように米国に全て依存してやっていくのではなく、米国にとっても頼りになる同盟国にならなければならない、というのが私の考えだ。米国に全て任せるのではなく、日本も国際社会で役割をシェアしていかなければならない」と述べ、日米両国が対等の同盟関係を築いて国際社会の平和と安定を図っていくべきだとの考えを明らかにした。
また、小沢代表は、米国に対する同盟国としての希望として「米国は日本の最大の友人だ。それだけに、国際社会のリーダーとして孤立主義に陥らないで、リーダーはリーダーとしての資質をもって指導してもらいたい」と述べ、米国が国連をはじめ国際社会との協調をより重視するよう要請した。
それに対し、モンデール氏は「全く同じ意見だ。私も賛同する。それは日米関係の成熟化ということであり、両国が真のパートナーになるということだ」と同意し、小沢代表も「その通りだ」と意見の一致を確認した。
そのほか両氏は、(1)近年、急減している日米間の留学生の拡大に努力する(2)ODAをはじめとする日本の対外援助が大幅に減ってきていることは、国際社会における日本の役割を低下させているので、その回復に努める――ことで意見が一致した。
この会談は、モンデール氏が「非公式に率直な意見交換をしたい」と求めて行われたもので、会談の最後にモ氏は「参議院選挙での勝利についてお祝いを言うことができてよかった」と述べ、民主党の勝利を祝福した。
(民主党 : 2007/09/27)
小沢一郎代表は27日午後、党本部で来日中のモンデール元駐日米大使(元米副大統領)と会談、日米関係の在り方について意見を交換した。その中で小沢代表は、テロ特措法の延長問題などを念頭に「最近、私の主張についていろいろ誤解があるようだが、日本はこれまでのように米国に全て依存してやっていくのではなく、米国にとっても頼りになる同盟国にならなければならない、というのが私の考えだ。米国に全て任せるのではなく、日本も国際社会で役割をシェアしていかなければならない」と述べ、日米両国が対等の同盟関係を築いて国際社会の平和と安定を図っていくべきだとの考えを明らかにした。
また、小沢代表は、米国に対する同盟国としての希望として「米国は日本の最大の友人だ。それだけに、国際社会のリーダーとして孤立主義に陥らないで、リーダーはリーダーとしての資質をもって指導してもらいたい」と述べ、米国が国連をはじめ国際社会との協調をより重視するよう要請した。
それに対し、モンデール氏は「全く同じ意見だ。私も賛同する。それは日米関係の成熟化ということであり、両国が真のパートナーになるということだ」と同意し、小沢代表も「その通りだ」と意見の一致を確認した。
そのほか両氏は、(1)近年、急減している日米間の留学生の拡大に努力する(2)ODAをはじめとする日本の対外援助が大幅に減ってきていることは、国際社会における日本の役割を低下させているので、その回復に努める――ことで意見が一致した。
この会談は、モンデール氏が「非公式に率直な意見交換をしたい」と求めて行われたもので、会談の最後にモ氏は「参議院選挙での勝利についてお祝いを言うことができてよかった」と述べ、民主党の勝利を祝福した。
(民主党 : 2007/09/27)
ごらんのように今までと違い 一切【テロ特反対】という言質を自民に与えぬよう明確な言葉を使うことなく、 小沢氏は着地点を別の論点に移そうとしている話の流れになっています。 アメリカと小沢氏の化かしあいの雰囲気が出ている面白い会談の記事です。
新法で行く事は閣議決定したようだし世論は賛成に傾いたようなので、おそらく嗅覚が発達している小沢氏は『テロ特』を重要論点に する事が得策でなくなったと判断したのでしょう。 最終的に『テロ特』は民主党主導で基準の明確化など内容の詰めでもっていき付帯条項を付けて終わらせて、やっぱり年金問題などで 国民にアピールするのが得策と読むのでしょう。
小沢氏は、全てが政権をとることが第一義であって攻める論点は何でもいいんです。勝ちさえすれば。 そこが、他の甘ちょろい民主党議員と違う一番恐ろしい部分です。 ただ、私たちには保守主義者の希望の星である全く風を読めない自称・宇宙人の鳩山幹事長がいらっしゃいます。
私は、小沢さんと違い全く国民世論の風を読む力のない鳩山幹事長が暴走して国会で 『テロ特』一転突破で押してくれる事を密かに願ってしまいます。 鳩山さん!『テロ特』の一転突破で行ってくれ!そしてブーメランに当たって沈んでくれ! ・・・さすがに無理か。
アメリカが日本のナイーブなPro-Americanたちに与えたこの傷は癒えるのだろうか?小沢民主党代表は、テロ特殊法をどういう決着で終わらせるのか?今後も、ネットの保守言論や保守雑誌を読みながら日本の対米保守世論がどう動くのか観察していこうと思う。
Pro-American factions fell off a ladder!
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