
その最後の方で英語でのスタンダップやパフォーマンスショーを見せるTokyo Comedy Storeの Dillon Fontさんが異国日本でガイジンとしてのコインシャワーで暮らすチーパー下層階級ライフを早口で楽しそうに喋っておられた。
それを本国に住みながら同じく人並みに奢れない私のルート3を右から左に受け流し、 自分はTokyo Comedy Storeには一度も行ったことが無いけど 英語圏の人が英語スタンダップを見るというのは、日本人が海外で日本語の落語や漫才を見るようなものだろう。
せっかく日本にいるだから能、歌舞伎とは言わないけど日本語をある程度覚えて、 落語、講談、浪曲などやっているトラディショナルな演芸場を体験すれば良いのに。 と以前しりあいの外国人に言ったら見方もわからないし、もちろんチケットの取得方法も知らない。 と言うから、『なぜそれくらい調べないの?』と聞くと彼は『何故しらべなきゃならないの?』
ガイジン全員がNINJAやANIMEやDENTOUに興味があるわけじゃないことを知る。 というかそっちの方が絶対数でいうとイレギュラーなのか。
なるほど、その発想は無かった。確かに日本ではガイジンである彼の言うとおりだ。 本当に彼が見たかったら既になんとか調べているし、演芸場が彼のようなガイジンに気軽に見て欲しいと思うのであれば チケットの取り方から観劇方法まで英語で記したサイトを作るべきだがパッと今検索しても あれからだいぶ時間が経つのにみつからない。商売としてうまみがないとしているのか。
もちろん、あの頃の彼に『君がそいう英語のサイト作れば?』ってメールしたら 『君が英語で作るか、そういうサイトが見つかったら連絡してくれ』 て返信してきそうだ。もちろん、自分も誰かが作ったそういう英語のサイトが見つかったらココに書こうと思う。 と再び送り返すが。