2011_04_05_[TUE]
テレビで、50歳は超えているであろうオバチャンが旦那と子供2人が亡くなり
『わたし、ひとりぼっちになってしまった』と言いながら泣いていました。
そこは昨日まであったであろう平凡な日常が消えてた。
母子家庭の子供が車で死んでいる母親を見つけて『おかあさん!』と叫んでいました。
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亡くなられた方の冥福を祈る気持ちは当然ですが、 この日本という国で今もまだ正確な亡くなった人数や行方不明者が確定出来ていないという状況。 尚且つ
多くの方の家が流されて、原発の沈静化が行えず、聞きなれない単位と共に見えない恐怖で避難所暮らしという厳しい環境を強いられている。というリアルを目の当たりにすると
オイちゃんの東方面の知人等は無事でしたがTVでの惨状を日々見るに付け、 全く持って他人事ではなくて自分が阪神大震災の時のように被災側にいても不思議ではなくて、 災害という理不尽さに国の至る場所で「虚無感」が覆い尽くす。
それでも日常は流れていき、オイちゃん達は街中で行われているバックグランドの確かな団体の募金活動には少しばかりの義援金を入れたりする事で
少しばかりの「無力感」から自分自身を正当化している。たぶんそういうヒトはオイちゃんを含めて多いはずだ。
個人的には、いろいろマイナスな事もあっても、被災された方の事を思うと自分の責による借金返済の程度で「つらい」とかという言葉が笑えないだけでなく 自分の中で全て空々しくなるので暫くの間は、そういう毎月のマトメ的な備忘録も止めようと思う。
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また今はまだ政治的な決断の遅れや指導者層のテイタラクを議論する時では無いけども
こんな時にさえ、自分の権力やポジションを利用して活動母体NGOのプロバガンダの為に救援物資を利用したりとか、 電力会社のTOPがピンチになったら交代もせずに寝込むとかジョークにして笑えるレベルを超えてしまって
真剣に考察して書いていると怒りが込み上げてくるので、
シニカルなジョークを口にして笑えるレベルに日本の「為政者」達のバカ度が沈静化するまでは、芸能考察だけにして政治的な話題も暫くは止めようと思う。
せめて日本の指導者達が「救いようのない愚か者」から、「強欲なバカ」程度になってくれることを強く希望します。
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