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2011-04-22

【現代芸能】吉本興業02-02--「ヨシモト」のドンが興行師の理由 2011_04_22_[FRI]



2011_04_22_[FRI]



【現代芸能】ヨシモト芸人を作ろう!S02



ネットと電波媒体がクロスしてくる今日。



他の芸能考察ブログと違い

【現代芸能】を現象から見える『売れアルゴリズム』と『提供サイド側の思惑』を適当に考察する


--> シリーズ 【ヨシモト芸人を作ろう!】 の全体見出し
-->コレまでの「ヨシモト」関連エントリー

---シーズン02見出し---
◆02-01--「ヨシモト」のドンとソノ御仕事
◆02-02--「ヨシモト」のドンが興行師の理由
  1. ▼「興行師」の理由01「運営管理」?
  2. ▼「興行師」の理由02「生存管理」?
◆02-03--「ヨシモト」企業防衛と興行師達の「戦前」
◆02-04--「ヨシモト」企業防衛と興行師達の「戦後」
◆02-05--「ヨシモト」興行稼業とライオンの子供達
◆02-06--「ヨシモト」のドンと興行師「大崎洋」
◆02-07--「ヨシモト」のドン若き「破壊者」代表的MG


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ドンが「興行師」の理由01「運営管理」?

「大崎洋」氏、紹介文での肩書きが今風の「イベントプロデューサー」等になっていたりするが、

興行を企画指揮し打ってきたヒト、つまり「興行師」だ。


当たり前といえば当たり前なのだろうが、 基本的に興行会社であるヨシモトのTOPには「興行師」でないと就けないし、

現在まで吉本興業では禅譲ありきでも全て現場での興行打ちの管理経験者しかTOPに就いていないし、

今も昔も外様以外の執行幹部は殆どが「興行師」のようだ。 ≪芸人MGと、地上戦などと呼ぶ劇場等の小屋打ち経験者

コレを考察すると理由は大きく【2つ】あり、

第一に【運営管理】上の問題

要するに興行師でないと

全体を見て「回せない」という事。

表面上では、総務であったり「経理畑」のヨシモト社員でもTOPに就くことは可能なのだろうが、

興行は一般的な他業種と違い、扱う商品が支配下1000人程の「癖の強い芸人」であったり、

また「ヨシモト」の場合は、そういった芸人だけではなく、

雑誌にもよく書かれているが、他社との比較で「ヨシモト」強さの一因とされる 【闘争心】を裏社是とする「癖が強いと言われる社員」達が社内で、 「自分の担当芸人を売って界隈で一旗挙げてやる!」と、ひしめき合っているわけで

これら「癖の強い社員」の首領でもあるわけです。

もちろん、30年ほど前の若き破壊者「大崎」氏も、その「癖の強い」ヒトリだったわけですが。


そういう環境で、

果たして「経理畑」出身者が それらを含めた興行屋「ヨシモト」という大帝国を統率できるのか?

という事で

「現場」からすれば地上戦を経験していない経理などスタッフサイドの社員が「ヨシモト」のTOPに就き、 机上の論理を振りかざして「癖の強い社員」と衝突し、

機を見るに敏な「芸人」達には舐められ、上からの押さえが効かなくなると、100年もの間を「色芸人」盛者の帝国「ヨシモト」であっても一瞬で瓦解し、

考察する分にはオモロだけども。

最悪は「草刈場」となるが必然なわけで。 資本の組み換えが終った今日では、吉本ぐらいにデカイ図体だと利害関係者がTOPに未経験者は当然認めないだろうが、 実績や経験が浅く興行で重要な業界での「顔」が効きにくい者が指揮を取ることも許さないだろうと推察するのは容易だ。

言葉に語弊があるかも知れないが、【猿】が言うことを聞かないときには有能な「猿回し」は【猿】の背中を道具でなく自分の歯で血が出るぐらいに強く噛み、 痛さで「上下関係」を躾けることがあるらしいのだが、

同じように有能な「興行師」が持つ業界での【業績】やイザとなったら守ってくれるという【信頼感】と共に、 言うことを聞かず逆らったら【猿】の背中に噛み付き痛さを与えるボスの【怖さ】という重しがあり初めて統制が取れるのであって

つまり、ヨシモトは規模や会社の体質的にTOPが『興行師』でないと運営管理ができないのだ。

逆に、もしもヨシモトのTOPに社内政治で「興行師」が就かず、運営が始まった時期がヨシモトというDNAが死ぬ瞬間であり【盛者必衰】同業他社の最大チャンスとなる。

ただ、御存知のとおり、今は100%無理。

ヨシモトでは、ベテランも若手も言葉には出さないが「大崎」氏が、凄まじい社内闘争を勝ち上がってきた業界の表も裏も知り尽くしている ヤルときはやる武闘派の「興行師」だと知っているハズで重しがズシリと効いているのだ。

界隈誌を読まない殆どのヒトは知らないだろうが、 「興行師」が一人前になるのは他の業種よりも時間が掛かり、 日本の有名な「興行師」を調べていくと他の業種だと嘘みたいなハナシだが「60」歳はコレからという年齢だったりする。






ドンが「興行師」の理由02「生存管理」?

第ニに【生存管理】上の問題と推察され。

要するに興行師でないと

時代に合わせて「回せない」という事。

多くの同種業界の他社が時代に飲み込まれて滅びゆく中にあって何故「ヨシモト」が、100年もこの激しい世界で生き残ってきたのかを考察するにおいて

大きな必須要件が、

「ヨシモト」のDNAが興行ありきの会社である。

という事のようで。

実は「ヨシモト」を他の芸能プロと同じように考えると理解できなかったりすのだが、局への差配も興行業務の一部であり、現在はこのセクションが儲かっているから比重がデカイと 考えれば全てのパズルのピースが嵌りだすのだ。

その証明は「ヨシモト」の歴史が全てを物語っていて、戦前は「野球」のスポーツ興行や戦後は「プロレス」「映画」や「ボーリング」等のレジャー系の運営興行など


大阪府から褒章も受けた伝説の女興行師「吉本せい」と社内チーム


「ヨシモト」とは、

沖縄映画祭を絡めての『映画興行』に、ライブスタンドという数万人を動員する『イベント興行』、 もちろん数個の劇場で色メインの常設打ち『寄席興行』、 吉本新喜劇などTVパーケージ方式にもできるものから若手の演劇まで扱う『芝居興行』等々を挙げるまでもなく

構造的に他の「芸能プロ」のような「タレント差配」専業ではなく、もちろん「寄席の席亭」専業でもなく

何故、多くの死にゆく演芸会社と違い戦後にも「ヨシモト」は生き延びたのか?

の答え。

吉本興業は「打ちモノ」を選ばない「興行屋」だから戦前、メインで行なっていた寄席興行が戦後に壊滅的になっても時代に合わせ「変体」し生き延びたのだ。

ようするに「小屋打ち」も「タレント差配」も単なる興行打ちで得意分野に入る1つの手段でメインになっているだけで、 甘味処「はなのれん」にしろ、戦後の「キャバレー」にしろ「ボーリング」でも吉本興業にとって【興行】が打てて、儲かれば極端なハナシ「打ちモノ」は何でも良いのだ。

嘘っぽいが、 「ヨシモト」という【顔】が重要でありソレを使って≪興行は顔が大切。≫ 「芸人回し」を「曲芸人回し」に変えて ピエロばっかりが出てくる「花月サーカス小屋」を打つ事すら厭わないであろう「興行師」達がいる企業なのだ。

ヨシモトのパターンなら本当にサーカスが流行れば芸人に赤鼻つけさせてヤルと思う。

「カウス師」が関連誌のインタビューで答えていたように 「ヨシモト」はその時代の儲かりそうな分野にスグ「興行」を打ち続けるから、 失敗もあるだろうが≪※漫画誌や夕刊紙に初期のネット配信事業や海外の音楽版権事業等々、豪快な三振は数知れず。

逆に、形態や出し物は時代に変化しても「ヨシモト」のTOPが、「興行師」という変幻自在のバッターだから他はバタバタ倒れても100年に渡りズート生き残っているのだ。

このような構造的に興行屋である「ヨシモト」が今後も生存し、発展を続けるためには能力のある「興行師」を選択するのは自然だと推察できる。

つまり、 現在の「吉本興業」崩壊パターンとは、

戦争や大災害など外的不可抗力な要因を除くと

「大崎」氏の健康とかに何かあってTOPに現場経験の浅い未熟な「興行師」や畑違いの幹部が就き、押えが緩む間隙を付かれるぐらいしか見つからない。



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