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2011-02-04

【いとうあさこ】考察030--アナザースカイ020、「女芸人」ジェンダーと高リスク選択?  2011_02_04_[FRI]



2011_02_04_[FRI]



【コネクト全開!いとうあさこ】



2009年後半から何度目かの「売れ」チャンスに乗り1周目をクリアしたピン女芸人【いとうあさこ】


演劇学校出身で毎年舞台もこなし、ラジオ番組でも無難なトーク力も見せ、 ダンスも踊り、ピアノも弾けるなど実は芸域が広い。

しかし 「売れ」構造で特出すべき点は、ソコではなく


それは彼女が【TV演芸】での座組み時に見せる演者を「男女上下左右」別に素早く適切な「距離感」を作り出す【見切り能力】と、 大手他社芸人の男女を含む広角な【コネクト能力】であり、ココを中心にMG戦略を考察していく。

今回は、サイドストーリー推察として、

本筋の考察から外れて、【TV演芸】「アナザースカイ」での「いとうあさこ」の凱旋旅ロケから

【女芸人】のジェンダーと男性芸人には見られないリスクという少し角度を変えて覗きながら考察していく。

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-->コレまでの【いとうあさこ】関連エントリー

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---見出し---
  1. 「女芸人」やりますか?【男】選びと涙のワケ?
  2. ▼「女芸人」ジェンダーと高リスク選択?
  3. ▼「女芸人」10年が彩る陰影、勝者と敗者?


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【鑑賞】アナザースカイ。020


「女芸人」ジェンダーと高リスク選択?


「いとうあさこ」さんが番組の中で、リタイアしなかった理由をテロップと共に答えていたが、


結局、まとめると

「グラビア」でも「アイドル」でもなく「ふたこぶ」が付きつつある売れない『女芸人』だったから、

この企画が終わっても『女芸人』として生きていく意思で


リタイアしなかった。ではなく、

『リタイアしない』しか選択肢が無かったのだ。

ただ考察する上で忘れていけないのは、15名のカンダタ達の目の前に糸が垂れたこの「売れ」へのチャンス。

「いとうあさこ」さんが、最初のチャンスを掴むこの「電波少年」漂流記のメンバーに選ばれたのも、 所属事務所が【TV演芸】のオーデションにリーチできているという絶対的な前提があり、

その前提があって、

そのチャンスを掴むチャンスがあるのだが

若くして売れてしまうと、多くのスタッフなどがタレントを担ぎあげて、 売れへの「チャンスボール」を打ち返せる場所に来ている前提に気づかないで独立騒動を起こしたりするが

考察していくと当たり前といえば、当たり前だが実際は、逆の構造は殆ど見当たらない。


結論的には

「いとうあさこ」さんとMG部達は、この細い蜘蛛の糸で「売れ」への周回に乗せることに失敗する。

「いとうあさこ」&MG部「売れ」失敗

地下潜伏開始!

天井から垂らされる1本の細い蜘蛛の糸に多くのカンダタと共に群がり、糸が切れてから多くの日々が過ぎていき。

アっという間の「アラフォー」

約8年間、地下潜伏

そして、考察していくと

売れていない『女芸人』は無いだけではナイ。


売れない『女芸人』というのは、逆に色んなモノを付けられる。


売れない『女芸人』が貰うモノ?
  1. 『女』を磨り潰す【時間】という鬼に「老化」というコブを左のホッペにもつけられ、

  2. 要らナイ【醜】は平等に背負わされ、

  3. ライブハウスに赴く為の交通費を支払い、

  4. 踊る為のノルマチケを自腹で支払い。

その本人が自覚しているイナイかはわからないが職業として『女芸人』を選ぶという選択は、

カイジも真っ青な高リスクギャンブルで、

『女芸人』原則1

若い『女芸人』-->芸が未熟でも「カワイ」「ワカイ」だけで時に【鬼】達は「コブ」さえ取ってくれる。
若くてピチピチ「ヒトツこぶ」なら、まだ引き返せるようだが、 三十路もまわり『女芸人』が「こぶふたつ」に成った時点で

『女芸人』原則2

薹が経った『女芸人』-->【鬼】達は、次の「カワイ」「ワカイ」『女芸人』に夢中だから、もうアクセルを踏み込む以外に選択肢が無くなる。
『女芸人』の【時間】という「鬼」がもたらす焦燥感というのは、 彼女の自伝的な著書『あさこ40歳。私、生きてる!』 の明るく前向きな中からも


最後にあるオアシスの「大久保」さんとの対談で「50」歳を見据えてを避けてしまう心境などから読み取れる。

    『女芸人』リスク集

  1. 結婚は40過ぎても50歳でも大丈夫だと言い聞かしても、 『女芸人』としては『男芸人』と違い、現場で否定されがちな『女』というジェンダーを背負う。

  2. サガとして「妊娠」などというタイムリミットと 「出産」「子育て」の空白期間という恐怖を抱える。

  3. 『女』というジェンダーを否定されるのに、『男芸人』と違い浮気などの俗世間と認識のちがいという寛容さを『女芸人』に世間は与えない。

  4. 大抵の『男』は、口では綺麗事を言うが出産を結び付けられる『女』というジェンダーを結婚のパートナーとして選ぶ確率が高いとの向き合い。

  5. 『女芸人』として徹すれば徹するほど頑張れば頑張るほど『男』が望む『女』としては反比例のベクトルへ。

おそらく、「女芸人」考察というヨク意味のワカラナイ趣旨のブログを書こうとしなければ、


この30分番組も、殆ど全ての視聴者と同じく【TV演芸】で「いとうあさこ」さんが、売れない若手時代の思い出のタイへ10年後に凱旋という見え方だったハズだ。

ただ、『女芸人』考察を3年前から始めて普通のお茶の間の人よりも構造や「いとうあさこ」さんに詳しくなってしまったので、あの島に再び上陸して見せた涙も


懐かしさにプラスαとして表からはナカナカ読み取れない

オイちゃんのような素人は勿論

『男の芸人』にもワカラナイ『女芸人』特有の大きなリスクを取って尚且つ、最初のチャンスで失敗しても諦めず前進し、

最終的には自分もプライドも自虐でネタにして晒けだし 様々な苦闘の末に勝負に勝ったサイドBの物語があって

「いとうあさこ」さんの涙腺を緩めるのだろうなぁと。

全く関係ない他人なのに見てると、「本当に良かった」って、こっちまで嬉しくなってくる

だって、

スゲーいい笑顔だもん。

予言者では無いので2011年、現在の

俗に言う2周目に入っている「いとうあさこ」さんが、この後、他の「芸人」との差別化を行うことに成功して 制作側に【使い続ける理由】を与えられるかはわからないけども

あの最初の【電波少年】でのチャンスを逃し、それからMG部と共に長い【地下潜伏】が8年ほど続き、

2010年に自虐の『朝倉南』ネタがショートブームに乗り小さな引っかかりを作り 【R-1】でのクイーンを初め、演芸年史を書き起こす場合は必ず2010年を代表する「女芸人」としての名前を刻む事になった 「売れ」理由を考察していくと

ショートブームで似た様な引っかかりを作った他の芸人もいたのに「いとうあさこ」さんダケが頭一歩抜けたのも

「いとうあさこ」さんの芸史を紐解いでいくと、

結局は、ご本人も書籍や番組内でも答えていたが、 あの時の色んな経験や失敗が8年で熟成し、「2度目の大きなチャンスを逃してたまるか!」という画面から鬼気迫る必死さの【圧】として見る側に【心】を揺さぶり伝わってきたのだろうなぁ。と

もちろん、見えないところから「いとうあさこ」さんをサポートする事務所のMG部も想いはキット同じだったハズで、

捨て身の【彼氏貢ぎ癖】から始まり、自分の両親を出してまでの【お嬢様だった】という話題提供等々と、

それに合してMG部のサポも物販も含めてスグに入れてきて全力で躊躇しない「売れ」への執念は、まだ「売れ」ていない地下潜伏中の【女芸人】だけでなく、

地獄に片足を突っ込んでしまったオイちゃん達のような一般人でも、【絶対に折れない心】や【捨て身の全力】という部分は学べる部分が多いなぁ。と


【TV演芸】アナザースカイでは、8秒も掛からない【いとうあさこ】アレからの8年が、羽を生やし変体するセミのように地上への渇きとしてエネルギーとなったようだ。

サイドBからしか見えない8秒の中に刻まれた本当の物語。

誰も無関心なサイドBに転がる小さな「売れ」への抜け殻。

抜け殻は、主が居ない【無】であるからこそ、そこには【生】への執着と過去の物語を紡ぐ美しさを持っている。

これからもオイちゃんは、

セミの美しさを伝える自称評論家でなく抜け殻を拾って光にかざし向こう側の風景を単に記す人になろう。



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