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2011-01-26

【R-1】ぐらんぷり2011女王戦050--「R-1運営が求めるワライと4つの鍵穴?」 2011_01_27_[THU]



2011_01_27_[THU]





「現代芸人」によるピン芸の日本一を決める大会。

【R-1】。

TV放送に登場し、尚且つ勝ち抜く事で『売れアルゴリズム』の契機とすべく演者は頂点を目指す。

経営側であるマネジメント部の思惑も絡めながら、他の批評とは違う角度で適当に考察していく。



R-1ぐらんぷり2011【女王版】の第5弾として、

販売されているDVD、公式でのデータや 実際にコレまで予選会場で見てきた「落ちる人」「受かる人」観察から 【準決】のメンバーへの隠れた要素を考察しながらすすめていく。

R-1ぐらんぷり2011【女王戦】

2011年
◆2011_01_19_[WED] -->
【R-1】ぐらんぷり2011女王戦010--「3回戦の女芸人33名の芸歴」
◆2011_01_20_[THU] -->
【R-1】ぐらんぷり2011女王戦020--「生存率7%の売れ周回切符」
◆2011_01_25_[TUE] -->
【R-1】ぐらんぷり2011女王戦030--「2011年、R-1-準決の女芸人と芸歴」
◆2011_01_26_[WED] -->
【R-1】ぐらんぷり2011女王戦040--「2011年、R-1-準決の女芸人とデータ分析」
◆2011_01_27_[THU] -->
【R-1】ぐらんぷり2011女王戦050--「R-1運営が求めるワライと4つの鍵穴?」

2010年
◆2010_02_12_[FRI] -->
【R-1】考察--準決『女王』戦と吉本プロトカルチャー? 





R-1運営が求めるワライと4つの鍵穴?


まず考察前に、はっきり定義づけしておきたいのが

「R-1ぐらんぷり」とは タイムを競うスポーツでもなければ、飛んだ距離を競う競技でもありません。

公式では【一番面白い事】という漠然とした表現になっていますが、 つまり、審査員の【印象評価】が大きなウェートを占めているわけです。


では、突破のパターンを考察していきましょう。

自分は、【R-1】に関して9年の通算で3回だけネタがどうよりも突破分析のパターン確認の為に観に行きましたが、R-1の予選を観に行った事がある人ならわかると思いますが、

1回戦は完全な【足切り】に成っていて

公式にある「当日はいつもより大きな声で!」という意味が理解できる演者の次に、 プロが高いレベルの芸を行いワライを取った後、声は大きいけども何を言っているのか聞き取れないアマが登場し苦笑したり、 と逆に色々なカオスなオモシロがあり

次に見た3回戦は、一回戦で見れた「カオス感」がホボ無くなっていて、ワライの量に違いがありますが、 具体的な名前を挙げるのはヤメておきますが結果を見ると 残っているメンバーの残す理由を考察するとワライの量だけでなく

3回戦の時点で【知名度】を加点しているなぁ。

と、わかります。評価要素やパターンを公式に発表しているわけではないので全てが憶測ですが、

興行であり、其々の段階において人数の枠もあるので関係者は選考基準を必ず摺り合わせなどしているはずですが、 公な募集要項で開示していないし今後も無いでしょうから

結論的には、 R-1とは隠された【評価要素】を見抜く力も含めて競技であり、芸人としての【見切り感覚】も試されているゲーム なのだと考えると分かりやすいです。

そもそも根本的に「芸人」家業がギャンブルなのに、 競技の取説が明確でない程度のリスクで・・・。公務員じゃないんだから。

と、オイちゃんなんかは心の中で思うわけです。

例えば、公式で発表していないからと言って数回の大会のパターンで1回戦が【足切り】になっているような事を読めない「芸人」が果たして海千山千の1軍達がひしめく【TV演芸】で 生き残れるか?という素直な疑問が湧き上がるし

ちゃんと上がってきている芸人は、初回では試せてもレベルが高まっている場やメンツが並んでいる場では、練りきれてない「ネタ」は入れないとか、 言葉には出さないけど段階によって当てるネタも傾向を考えて変化させたりしているのを見ていると『読み合いのゲーム』と割り切ってるぽいし。

固いネタでワライもソコソコ取り『知名度』がソコソコあれば【準決】までは突破するヒトも多く、

逆に【3回戦】【準決】でまだ固まっていないか、練りきれていない新機軸ネタで勝負すると『知名度』がソコソコあっても 周りもソコソコ『知名度』がありポイントが有利に動かないので落ちるパターンも多く等々。

芸人だって「R-1」を利用して上がってやろうというツールとしての大会なのに、しかもピン芸人という以外に制限がなく 同じ評価基準を設けても変わってくる【印象評価】での結論に対して公正さを求めるって子供みたいな態度が意味不明だ。

大きなワライを取っていた演者以外で、決定的な違いがないドロー気味な場合の判定を注目していたら、 傾向として3つの優先パターンを感じました。

  1. 出オチ系よりもネタ優先

  2. 無名よりも知名度優先

  3. スタンダードより時代性を優先

どれも、興行を考えた場合にはとても大切な要素で、上手いサバキを運営側が行っているなぁ。とわかります。

そして、逆に生存率を高めていくには、大前提【1】つ、優先地点【3】つで合計【4】つの鍵穴攻略が有効だとわかります。

以下は、全8回における選出や何度か予選を実際に見学してネタでなく、 選出パターンの視点だけで分析した場合における「ネタ」以前の【R-1】という構造体における【隠れ要素】の考察です。

【00】R-1大前提
もちろん、公式な文章では開示されていない推察できる隠れた要素です
【権利関係と割り切り】--> コレに関しては、【R-1】とは、商業ベースの大会なのにアマチュアイズムで乗り切ろうとしているプロがいたりして、 当然、落ちるわけですが、

ブログで憤慨したりして、普通の大人を不思議な気分にさせる人達です。

この8年間で1人も例外はなく、今後も無いハズ。

★この鍵穴に関する理由と攻略は、

まず、当たり前ですが
  1. 「主催者周り」素材でカプセル化しない【ネタ】なんて大御所でも無い限り【放送媒体】の本戦で出るわけないです。 -->貴方は使われる側であって殆どの場合が無名です、発注側に寛大さを求める作戦はリスク高すぎです。

  2. 「スポンサー」素材でカプセル化しない【ネタ】なんて大御所でも【放送媒体】の本戦で出るわけないです。 -->貴方が本戦に出た時の『ギャランティ』だけでなく、 食べている赤いラベルのヌードルは「運営者」「スポンサー」及び「協賛社」様の愛の塊です。決して参加フィーからの流用では無いのです。
ここで落ちるプロ芸人の対策としては、

学生やアマとの違い「プロの芸人とは何か?」を冷静に考える事だと推察できます。

次に、『準決』狙い時ですが
  1. 「音源」は版権フリー、又は出来るだけオリジナルモノを用意する。 -->DVDにする時点で、二次使用の許可申請と、それにまつわる金銭が発生しコスト上げるので、最悪、準決での映像ものらないばかりか、

    予選でも審査員は心理的に同じワライなら権利関係処理が見えるものを避けるはずです。つまりドローで負けになります。


  2. 「小道具」は版権絡みにならないように務める。 -->DVDにする時点で、有名なキャラクターに類似、 または、其のままのモノを使うと許諾の申請判断や カットでなくても映像を決勝ではなく3回戦や準決代替で乗り切る等の手間がかかります。

    コスに関しては比較的ユルイようですが、 今後はどうなるかわかりません。

    たとえ、運営側がギリ許諾不要との判断でスルーしてもパーケージありきの大会で 審査員は心理的に同じワライなら権利関係処理が見えるものを避けるはずです。つまりドローで負けになります。


  3. 「フリップ」は他人の写真や特定物の修正が必要なモノは使わない。 -->DVDにする時点で、有名人の写真は100%許諾が必要ですし、写真関係は「建築物」なんかも意匠があったり 撮った人の権利だとか隣接と共に複雑だから避けるが吉。

    当然、似顔絵でも明らかに名誉毀損と判断されかねない描写を使うネタもパッケージングされる上では考慮されるハズで、 ネタにする前にその対象者が「大手事務所」絡みかどうかの調査ぐらいは下調べしてから入れ込むが吉。
ネタは完璧でワライも大きかったのに、大前提でコケるのはプロとして空気感が読めていないという烙印を、逆に無言で押されているわけです。

具体名は挙げませんが、 こういう空気が読めない人はパターンとして「売れ」周回に入ってもスグに終っています。

ここで落ちるプロ芸人の対策としては、

学生やアマとの違い「何の為にR-1に出ているのか?」を冷静に考える事だと推察できます。

【01】R-1攻略鍵穴
ココからは隠された【評価要素】を既存データからハックしていきます。
【出オチ系よりもネタ優先】-->コレに関しては、爆発的な出オチで掴むというショート短期決戦では有効な手と考えるのか、 この戦術で押し切るネタを選んでいる「アマ」だけでなく「プロ」の方もいましたが、

もしヤヤウケ程度だと、時間も短く リカバリーがキツイ感じで3回戦では審査も「シビア」な感じの傾向でした。

★この鍵穴に関する理由は、

審査員の思考は、選考段階が進むにつれ、 どうしても最終形態【TV演芸】におけるファイナル決勝で芸人が動いて画になるイメージから逆算していくハズで、

ネタの内容を薄めしまう「出落ち感」だと、よっぽどの知名度が無い限り、審査員は選びにくいハズです。 実際に歴代のファイナリストから見ても明らかです。

★この鍵穴に関する対策は、

つまり、段階に拠る【選出パターン】と、出演先でのメンバーを含めた【場】を読み切る事になると思います。

例えば、 3回戦だと「出オチ系」でもネタを練りこみが弱いとワライがある程度起こっていても審査が辛く、

少々の違いがある程度のワライだと、劣勢でも「ネタ」の練度がある方を合格させていると仮定するなら

審査員の【印象評価】のみに焦点を当て、生存率を高めていく対策的には、絶対的な自信がある以外は段階が上がるごとに インパクトでとるワライ量の重視でなく

「練りこみ」に比重を置いた方が得策。というような事です。

ただ、ひねり過ぎ、専門家やプロが見てわかるような「練りこみ」過ぎも、対象者がお茶の間のライトお笑い好きなので段階が上がってくると落ちているようなので、

ココの妙を「読みきる」事が大切なようです。

【02】R-1攻略鍵穴
戦う前の事前準備からのハック。
【無名よりも知名度優先】--> コレに関しては、興行では当たり前といえば当たり前ですが、ココがよく理解していないヒトも多いようで 規模が大きな興行のパターンはボクシングと同じでドローでは挑戦者の負けです。

知名度がない自覚がある挑戦者は、その時点で既にポイントでは劣勢なので完全にワライで勝つしかないのは、どの分野でも同じのようです。

知名度がない芸人は【印象評価】においてドローやチョイ勝ちでは負けです。

自分が見た回は、完全にワライが明らかに薄いと幾ら知名度が高くても落ちていましたが同じ程度のウケだと、 確実に知名度が高い方を優先していました。

当たり前ですね。

★この鍵穴に関する理由は、

何故なら知名度というのは【印象評価】におけるヒトツのポイント要素だからです。

しかも 興行プロデューサー達が対象顧客にしている視聴率に貢献する圧倒的多数である「お茶の間」の自称お笑い好きな人達は 「有名でオモロイ人」か「新しくて刺激的な人」を見たがる傾向があるから。

興行プロデューサー達も 50未満のキャパで800円ぐらい取る小さなライブ会場を押さえて小さな事務所の芸人へのダメ出しに情熱を燃やす興行でなく 、 規模がデカクなればなるほどリスクを比例して抱えるので

パターンとは正規化されていき、多数が支持しているであろう傾向に傾くのは当然なハズで考察も容易だ。

逆に、同じワライ程度なら「地味で無名な芸人」にチャンスをあげようという審査員がいたとしたら彼は数字を稼ぐべきな興行には向いてはいないのでしょう。

★この鍵穴に関する対策は、

逆説的に言えば、【ネタと演者】の知名度を高めていく事で戦う前に「ドローでも勝ち」というフレームを作り上げて、
  1. 「知名度と共に大多数のコアな支持層があり、早い段階では審査員も落としにくい」

  2. 「知名度とネタよる多くの支持があり、審査員であるのに分からないことが恥ずかしい。」
という「空気感」によって審査員を攻め、生存率を高めていく事も可能であるという事です。

ファイナルでは、評価手法が変化するので含みません

つまり、【R-1】のような大きな興行で、尚且つ【印象評価】採点では逆にソコを利用できるので

【R-1】までに「多くのコア層を作る。」仕掛けと、少しでも多くのメディア露出や、 二次的にブログや呟きなどにより対象顧客へのリーチを続けて 「事前に知名度を少しでも高めておく」という下準備をしつつ

何度も出続け一定の結果を残し続ける事が、

前述の常連における生存率を見ればわかるように 知名度も上がり【準決】まではデータでは有利に働いています。

【03】R-1攻略鍵穴
最後の落し込みでのハック。
【スタンダードより時代性を優先】--> コレに関しては、興行であることからも顕著です。

ネタが古い感じがする場合に【マイナス評価】が行われるよりも、【時代性】がある場合に【プラス評価】を高く受けている気がします。

ただ、この【時代性】は曲者で

つまり、この【時代性】はどういう作用をこの8回の大会で及ぼしているのか?

特に「友近」さん以降の近年では【時代性】とは【決勝】座組み時点での座り心地、 女芸人の1〜2名を【決勝】に上げる理由付けとしての重要な要素を持っており

『外で出来上がったテーマを内で拾う』

【決勝】にあげるべき【時代性】が、意識してか無意識かはわかりませんが、 意識して無くてもプロとしての経験値から最後の絞り込みの理由として作用しているとすればシックリきます。

★この鍵穴に関する理由は、

【時代性】の優先。

興行としての【物語感】、ストーリーの埋込みですね。

自分も仕事で企画屋をやってたのでよく会議で上司から言われましたが、簡単に説明すると 「チョコレートを売るのにバレンタイン」という愛のストーリーを埋め込んで買わせる

【購買の為の動機付け】という事をする手法で、

お笑いなら「ネタ番組」とかで芸人に『疾風のお笑いレンジャー』とかタグ付けしたりするのも一種のストーリーの埋込みをやっていたりします。

「鳥居みゆき」≪ネットからコア層と共に≫「いとうあさこ」≪ネタ番組で自虐ブレーク≫など、 【R-1】までにブームの兆しで盛り上がってくるモノを見たいという ライトな視聴者層を引き付けるためには欠かせない要素です。

★この鍵穴に関する対策は、

しかし、この【時代性】は非常に残酷な面もあり、

ネタにしろスタイルにしろ、1度【時代性】で作用してしまうと【陳腐化】が起こり、それ以降はそのネタやスタイルに「新規性」を入れ込むなどしなければ

【時代性】で有利になった反動として、その対象と成ったネタのスタイル自体が 【古いイメージ】になって審査員側は、段階が上がるごとに選択すべき理由ではなく

きつい言い方をすると終わった「プロダクト」であり

次の時代性を持った「有名でオモロイ人」か「新しくて刺激的な人」を選択するための

落とす理由になっているようです。

【2011年R-1の時代性】とは何か?については次回で考察。






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