※ $このブログでの--> { 現代芸能考察について覚書 } [ 2011-03-03 ]

@女芸人売れMG考察 = [ $稲垣早希{吉本}、$鳥居みゆき{サンミュ}、$いとうあさこ{マセキ}、 $おかもとまり{太田}、$イモトアヤコ{ナベ}、 ] [ 2011-02-09 ]

芸能IT政治トつ国下層


2011-01-02

【増刊号】書籍2010--スポットライト『東京ポッド許可局』 2010_01_02_[SUN]



2010_01_02_[SUN]



【タツオIMG_βx.xx エミュレーター】



関東中堅芸人さん 3人が「お笑い」を中心に社会全体の現象を少し独善的な視点で雑多に切り込んでいる 『東京ポッド許可局』という『NETラジオ』を明後日の角度から適当にメタっていく。

東京ポッド許可局、ライナーツに拠れば

エンターテイメントとインタレストを両立させた、芸人3人によるおしゃべりラジオ。 パーソナリティのマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオが、「そういう世界もあったんだ」「そういう見方があったんだ」と思えるインタレストな内容を、おもしろおかしく料理します。



今回は、書籍が出たので推察しながら構造的短評。



------------

【書籍】2010『東京ポッド許可局』

◆「東京POD許可局」氏の『東京ポッド許可局』


「文系芸人が行間を、裏を、未来を読む」と題して、ほぼ界隈好きしか知らない3人の現役芸人さんがお笑いの世界を軸に1つのテーマについて語る音声でのPODキャストの注釈を加えた文字起こし本。

現役の芸人さんが芸能を語るというのは、実は以前からだいぶ数あるんだけども、 この「東京POD許可局」が他の類似ケースと比べてオモロな理由は、

スピーカー達が、最初からビジネスライクにエンターテイメントと捉えていて、 一定の方向性を結論として各自持った状態で自説を展開するという手法で 話に全体の「まとまり」があり、コンテンツとして成立するレベルで質が安定している事が大きいようだ。

その他にもメイン3人が、野球で言うと激情の星野型ピッチャーの「39」さん、 実は「論」全体を調整し試合をつくっている野村型キャッチャー「マキタ」さん、 オデコで捕球して空気を和らげる宇野型内野手「Pk」さん という役割とキャラ分担が固定リスナーを生んでいる部分も興味深い。

また現在、別のオモロな側面としてカルト宗教の信者の如く「代替活動」を行うメイン3人を盲信する一部の攻撃的な熱狂者の存在があり、メイン3人は言ってもプロだからギリ寸止めプロレスを見せようとしているし、「手数論」でアクセルを踏みすぎて暴走させたアラ熱を何とか「笑い」に転化して冷まそうとしているのだが、

エンターテイメントを理解できないある意味ピュアな一部のプロレスファンは、 抗争中のレスラーが同じバスで会場に向かっている事など、絶対にあってはならず、

悪役レスラーを彼ら3人の「代替活動」として正義の刃をもって、現実世界で刺し殺そうとしているサマは、「東京POD許可局」が其れほど上手く演出が出来ている裏返しでもあり現象としては興味深い。

ただ、今は過渡期で一部の狂信者も新興宗教パターンと同じく「東京POD許可局」を長く続けていくことで、リスナーも成長してきてロープに振られて帰ってくる「お約束」を含めて楽しめるようにはなるとは思うけど、それにはクラッシュさせないように熱量を維持しながら続けなければならず

そして、彼ら3人にとっても「類似例」との差別化をはかりエンターテイメントとして成立させる為には、決して芸人としての知名度が高いわけでは無いのである程度、覚悟してアクセルを踏み込み熱を作り出すことも必要というリアルと、踏み過ぎると色んな原因で本体がクラシュする危険性、

かと言ってエースナンバー「18」を付けたピッチャーである「39」さんがズーっと押さえ気味でエキセントリックな言論展開をしないと番組の熱自体が発生しないし、

本人たちも時々語るように「リスク」を取りながら ナカナカ大変なパドリングだと推察できるから、

この無名芸人3人による「売れ」へのギャンブルである「東京POD許可局」構造観察は音声の内容と同じく1度で2度オモシロイ、音声コンテンツなのであった。

実際に「他の類似例」よりも、このギャンブルで3人にコレ関連の仕事が少しづづ入っているのだから「チェリー」は出しているのだが、果たして現代芸人として販売単価を上昇させる放送媒体への「売れ」へ繋がるREGやBIGまでリーチしていけるのか?

考察するのは非常に興味深いサンプルだ。

個人的には付録で付いているCDにあるベタな「ハゲ論」がオモロかった。ベタな笑いはボディにくる。

カタチや理由は、それぞれだけど。生きるために皆が皆、それなりのリスクの中で戦っている。



━━━━━━━━━━━━━━━━━