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2010-11-11

【ラジオメタ】東京ポッド許可局(154 "お笑い批評”論 後編)02--主張すべきは「意匠」的なアプローチ? 2010_11_11_[THU]



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【タツオIMG_βx.xx エミュレーター】



ネット配信される音声の伝達コンテンツは『WEBラジオ』や『POD』『NETラジオ』等と呼ばれる。

「電波媒体」のラジオ等と比べて「ネット媒体」は、まだまだ集約性が低くリスナーへのリーチが小さいため『NETラジオ』単独の 多くは基本的に無料、且つ持ち出しであり「マネタリング」にその多くが成功していない。

そのりーチが小さいだとかスポンサードされない等の構造が「電波媒体」には見られない所謂『NETラジオ』特有の 「玉石混交」感を加速させていて、その界隈には転がる石もならない 【泥ラジオ】のようなモノから

「電波媒体」ではないからできるエッジの尖った【オモロラジオ】まで幅広く存在している。

今回、ライナーツに拠れば

エンターテイメントとインタレストを両立させた、芸人3人によるおしゃべりラジオ。 パーソナリティのマキタスポーツ、プチ鹿島、サンキュータツオが、「そういう世界もあったんだ」「そういう見方があったんだ」と思えるインタレストな内容を、おもしろおかしく料理します。



という事になっている関東中堅芸人さん 3人が「お笑い」を中心に社会全体の現象を少し独善的な視点で雑多に切り込んでいる 『東京ポッド許可局』という『NETラジオ』を 明後日の角度から適当にメタっていく。

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ちなみにオイちゃんの東京ポッド許可局リスナ歴は2008年頃の『ピン芸人』『小朝』論あたりから聞いている。3人の芸人さんのうち生で見たことがあるのは数年前に米粒写経の「サンキュータツオ」さんだけ。

---見出し---

◆「メタ」154論≪「お笑い批評」論 後編≫02
  1. ▼本当は怖い「東京ポッド許可局」?
  2. ▼「1回は無料券」的な皮肉アプローチ?
  3. ▼主張すべきは「意匠」的なアプローチ?
  4. ▼罵倒煽りダメの本質はコアファンの暴走?


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本当は怖い「東京ポッド許可局」?

今週の東京ポッド許可局のセルフ【タギング】と【ワンライナー】は、以下

【本日のキーワード】 評論/創造/表現活動/ブロガー/ギターウルフ/観察者/ゴダール/二番手の芸/語る・語られる/ 小林秀雄/シズル感/秋田實/ツッコミ高ボケ低/「恥を知れ」/立川談志/文体/竹中平蔵/パラダイムシフト

「“観”があるからこそ誰も評価していないものを評価出来るし、今無いものを提案できる」——サンキュータツオ  評論家とは何か、お笑い批評とは何か。実際に起きた事件を振り返りつつ、局員が考察します。


154論≪「お笑い批評」論 後編≫
(40m14s)[November 10, 2010, 12:00 am]



詳しい内容は『NETラジオ』を聞いてもらうとして、いわゆる「評論」に対する見解を「39タツオ」さんを中心に3人で討論する形式ですすんでいきます。

少しツイターを覗くと案の定、盲目でコアなファンの方を中心に「ラリー遠田」さん叩きになっていた。

配信直後は、誰もの予想通りで【東京ポッド許可局】が煽った影響による盲目な「許可局ファン」の方とおぼしき方から 直接の罵倒やカラカイなど伝播し続けて 「ラリー遠田」さんが物書きとしての被害は、今後の物質的利益の損失は、もちろんだけども精神的な被害も恐らく、 かなり甚大で本気で「ラリー遠田」さんが名誉毀損で戦うならOUTレベルだった。

この2回を通じて笑えたのは、彼ら【東京ポッド許可局】が批判していたマスというチカラを持つ権力機構の危うさというモノを、 彼らが小さくともネットで影響力というチカラを握ると、 同じように彼らは自分たちより弱いものに行使したという「本当は怖いグリム童話化」したということ。

たしかにソコは笑えた。



「1回は無料券」的な皮肉アプローチ?

残念なのは「手数論」に関しても独自性を主張するのは難しいと思うけども、 それら「ラッピング方法」を含めて総合的なパーケージされた評論に関しては「39タツオ」さんの各種功績を疑うヒトはあまりいないハズで、

論を盗まれたと思うなら、どうせなら、ああいう手法でなくて



「ラリー先生、わたくしの独自論『手数論』を文脈構成だけはなく丁寧にボケ回数まで揃えていただいたようで、ご使用アリガトウございます。 恐縮ですが出典先が無記名の場合は1回引用につき500円となりますので、請求書はどちらに回せば良いでしょうか? 先生のお陰で、今年の冬はオイシイものが食べられそうです。 10回使っていただければ1回は無料券が付きます。ので今後ともドシドシ引用宜しくお願いします」

って皮肉でカマシテいくべきで

だから、一生懸命、ココが似ている!とかツイターでやっているヒト見ると 「ああっ、このヒトは評論評論って言ってるけど、そういう界隈系の書籍を読んでないんだな」ってわかるわけ。

プロの評論家なんて、どう見ても「白い鳥」だろ?を「白という概念からして〜うんぬんかんぬん。なので黒い鳥とすべきだ」とする人達だし、 革新性の主張や既存概念の否定をスルのがお仕事だから、それはラジオで言ってた有名とか声がデカイとか通常は関係無し。

逆に若い無名の批評家の方が小さな媒体で、有名な批評家に挑むパターンの方が多いが常。

正義だとか良い悪いじゃなくて、そういう感じでその世界は回っちゃてるってわけで。

界隈好き以外は、言っている意味がわかんないだろうけども演芸での独自論なんて言ってもプロの専門家とかは、 もちろん素人のオイちゃん達が引くぐらいハンパなく読んでるわけだけど、素人でも 読んでる量が多いから類似の論でも前回書いたように寄せていくらでも「ツブ」せちゃうし、

美術にしろ哲学にしろ演劇にしろ、この界隈の専門書籍を読んでいると批評家批評だと揚げ足をとりにかかるパターンが多いから、 ハッキリ言ってどっちが先で正しいというのは、疑いをかけられた評論家は絶対に認めないだろうし、 文学作品と違って、いくらでも抗弁できちゃうから水掛け論的になっちゃう事が多くて

文章を何ページにも渡り丸々パクッたとかでなくて「手法に独自性を主張する」戦術としては、 ベストとは言えないのがパターンで、 大抵は、さっき書いたような「誰ソレの流れをとか」皮肉で攻める場合が多いわけだしね。

「もしも許可局参謀だったら」今回のような戦術は取らないなぁ。とデメリットの方が大きいから。



主張すべきは「意匠」的なアプローチ?

結局、結論としては

今回のような主張の場合も、高度な独自性や新規性を要求される「特許」や「実用新案」方式ではなくて「意匠」的なアプローチにしないとダメだと推察できて。

つまり、こういう評論って言う分野だと『39タツオ的評論』という「ブランド」的なマーケティング手法を使って、パクッたとおぼしき部分でも彼のヤリ方はこうだけど「オレはこう」という 「似て非なるもの」的に違いを主張すれば、誰も納得できたハズで。

それが出来る高い能力とポジションにいるわけだから。

小学生や中学生はワカラナイかも知れないけど同じ事を対象にしていても書き筋で、見るヒトが見れば「39タツオ」さんの評論構造と、 「ラリー遠田」さんでは明らかに差があることぐらい分かるわけですよ。

「ラリー遠田」さんは、明らかに「ライトなお笑い好き」を対象としている書き筋で「39タツオ」さんは、オイちゃん達みたいな お笑いを体系的に見たいような界隈好きがオモロいと思わせる評論を構造的な分析アプローチで書きたいわけで、

まぁ、もし「39タツオ」さんの評論が女子中高生をメインターゲットにしているとしたらハズレの残念賞だけど。

『GetNavi』の連載をまとめた書籍が出ても小中学生や女子中高生向きではないわけで。結局、買って読むのはオイちゃん達みたいな、それなりに界隈の評論を読んでる層なわけで。

どっちの方が良い悪いではなくて、もちろんこういうのはアンパンマンの絵本を30過ぎのオッサンに買わすのが難しいのと一緒でチャネルの違いだから。 子供にはニューズウィークよりもアンパンマンが正解って事。

たまに「アンパンマンの絵本」を子供でないヒトが独自論をかざして叩くパターンもあるけど、 そういうヒトはチャネル的な概念のないヒトだから生温かく眺めるしかないのだけども。 子供には子供の世界があるわけで、どっちが崇高だとか、それって違うんじゃない?ってっ事。

どの界隈でも盲目なファンにはワカラナイとは思うけど。

あとは、ヤッパリ

ライオンキングを見た手塚プロが「もし手塚治虫がディズニーに影響を与えたというのなら光栄だ」というような度量を持てば良いのにとは言わないけども

「ヤラれた!」的な興奮もわかるけども、

プロの表現者や評論人を名乗るなら「死ね」だの「断筆しろ」とかいう部類で笑いに転嫁していない本気の名誉毀損は絶対ダメだとおもた。

それを言って良いのは「ネットラジオ」だとしても大学生かオイちゃん達のようなアマチュアまで。

今回は「ラリー遠田」さんが全く戦う気がないようなので世間で思うほど問題が起こらず、

どうやら「盗作」したらしい。的な感じで終わるんだろうけども、 もっと上手いヤリ方があったきがする。



罵倒煽りダメの本質はコアファンの暴走?

いくら普通のヒトから見ると辛辣に見えても

理論の中で議論を戦わせるなら 「盗作」という見解に基づいて否定的見解は当然かまわないけど 筆で戦うプロの物書きがプロの物書きに対して影響力のある媒体を使って「死ね」だの「断筆しろ」とか音声でやっちゃうと、

明らかに盲目なリスナーが煽られ、怒りを代弁するカタチで「ラリー遠田」さんを理性無く糾弾するという今の状況になる事ぐらいは予想できたわけで、

こういうウイットも無ければ、オモロでも無し、皮肉の笑いもない感情だけの「侮蔑」や、群集的な心理を煽る「やり口」というのは、どんなに怒りがあっても自分がプロというならやるべきじゃないし、 それやりたいならプロの評論家でなくて、

プロのレスラーを名乗るべきだしね。

もし、盲目なコアファンが実力行使的な手法で代替活動をした場合に【東京ポッド許可局】は知らんぷり?って事



おそらく、3人はエンターテイメントとしてのコンテンツが【東京ポッド許可局】だということはプロのお笑い芸人でもあるからよくわかっているのは見て取れるし、

今回だって、もちろん憤慨はしているだろうけども「出典無しで銭儲けって、それはちょっと無いんじゃない?」程度で、演出としての煽りというのもわかるけど

いつものように、「マキタ」さんがキツメのブレーキを踏んだり、「カシマ」さんが最後にフォロー入れて群集心理を収めるなりしないからこの有様。

どんな界隈でも盲目なコアファンというのは俯瞰できなくなるから、ネットで検索してみたらわかるけど 【東京ポッド許可局】のネットラジオで煽れて3人よりも熱くなっちゃてるから。

世間一般では、こんな感じで群集的な心理を煽る「やり口」というのは怖さが先に立っちゃって、 敬遠されるのがパターンで、 いくらコチラの意見の方が「理」があっても世間的には、そう見なさなくなってくる。

お笑いでも、例えばよくある風景でライトな「お笑いファン」が素直に感想を述べると、

盲目なコアファンというのは、そこに「反論」と称して突撃しちゃう。 代替活動をすればスルほどカルト化するから本当はイメージ的に逆効果になるのにコアファンというのは愛ゆえに見えてないが常。 まぁ愛ゆえの行動だから悲しくもあり。

こういうせっかくの面白い「39タツオ」さんの評論が低く見られる事が何よりも残念だなぁと。 【東京ポッド許可局】が抜群に面白いネットコンテンツだけに。

逆に、そういう「やり口」でやってると反動が来た時が3人にとっても最悪な時間にならなければなぁ。と思う。

当事者の代わりで必死に代替活動をするタイプっていうのは宗教でもよく見かけるけどグル以外を全て敵をみなしてやたらと攻撃的になり 衝突を起こして逆に当事者の評判を下げるってパターンが常だから。

また、 よく聞くとわかるけど、

【東京ポッド許可局】っていうのは多くの回が【タツオ】局員の知的エキセントリック芸に【マキタ】局員が上手くブレーキを踏んだり、 ソチラに向かわないように「フリ」で誘導しながら進んでいき【カシマ】局員が合いの手でエッセンスを入れる。

っていう構図になっていて、

いつもなら「マキタ」さんはチャンと行き過ぎないようにブレーキを踏んでいるのに今回は、 「39タツオ」さんにアクセルベタ踏みにさせてブレーキをほぼ踏まないで、「カシマ」さんも最後は少し笑いにしようとしてたけども積極的じゃなかったから リスナーがクールダウンしないで、

そういう「気に入らない言論はコアファンを煽って潰す」という危険性をこの回はアラワにしたワケだから。

ただ、「東京ポッド許可局」は自分もそうだけど多くのヒトに支持されてる面白いコンテンツだし、当然、書籍も買ってよんだけど素直にこれも面白かった。

また「東京ポッド許可局」は「39タツオ」さんの知的なエキセントリック芸があってエッジが立っているラジオだからこそ、怒りがあっても名誉毀損の罵倒でなく、絶対に丸くならずに理論的な攻撃性は益々激しくしてガンガンと攻めて欲しいし

演芸評論界に「東京ポッド許可局」あり。と なってもっと色んなフィールドで見れてという、

3人のチームワークでなら、そんな遠いトコじゃない気がする。

と、クールダウン。



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