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2010-03-29

【稲垣早希】考察0511--「お笑い部族」酋長と『ヨシモト的なるものの親和性』? 2010_03_29_[MON]



2010_03_29_[MON]



【従来型吉本では誕生しない稲垣早希】



ネットと電波媒体がクロスしてくる今日。



【現代芸能】を現象から見える『売れアルゴリズム』と『提供サイド側の思惑』を適当に考察するシリーズ 【従来型吉本では誕生しないコア持つ稲垣早希】

アノ芸人事務所の巨人でありアゲアゲシステムを軸とした劇場原理主義である「よしもと」から出てきた、 「よしもと」的でない新しいタイプのネット等を中心とした「コアなファン」層から流れを形成しつつある女芸人【稲垣早希】

今回は、【稲垣早希】さんが所属する「ヨシモト」という芸能事務所を軸に、『ヨシモト的なるものの親和性』という構造をザックリと分析し少し違う切り口で適当に考察していく。


---見出し---
  1. ▼最初に、
  2. ▼関西圏における電波媒体との巧みな結びつき
  3. ▼具体的に、
  4. ▼しかし、酋長としての寛容さを持つ一方で、
  5. ▼関東圏で現在ほど支配力が無い時代にでさえ、
  6. ▼ココからわかるのは
  7. ▼関東攻略においても
  8. ▼では、そんな「お笑い好き」な貴方に問題です。
  9. ▼次の質問として
  10. ▼いろいろ考えて結論は、
  11. ▼俯瞰してみるとこの構造は本当にオモロだ。


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◆「お笑い部族」酋長と『ヨシモト的なるものの親和性』?


最初に、

関東圏の人は分かりにくいと思うが関西圏での表側から見えるヨシモトの支配の手法というのに対して考察を行う。



ヨシモトのマネジメント部を観察していると顕著な特徴があり

関連書籍や資料≪最近では吉本興業へのTOB差止裁判に関する資料がオモロだ。≫ を見ていると全体を統括する戦略レベルでは好戦的なのだけども、 支配に対する戦術レベルでは角を立てないように落とし所を丸く収めようとするパターンが多い。

≪本当は戦前からヤのつく自由業との関わりも絡めて考察するともっとオモロなのだろうけどもこのブログでは今後もソレ方面には一切触れない≫

関西圏における電波媒体との巧みな結びつき

≪有名なところではワッハ上方とかね≫以外にも ヨシモトの「お笑い業界」に対する支配手法で本当に上手い。なぁと感じさせる部分として、 ヨシモトは自身を部族の酋長であると認める他の家族≪他の個人や小規模の芸能事務所≫や芸人に対しては、 比較的寛容で他の業界にあるような勝者によるぺんぺん草も生えない根こそぎの刈取りを実は行っていない。

このあたりの裏事情の記事や書籍を読んだことがないのでマネジメント部が 独禁を意識していたテクニカルな戦略だったのか

≪実は以前にサブカル雑誌などの記事でヨシモトがコンテツ販売関連の問題で独禁でやられるのではという噂があった≫

真相は不明だが ヨシモトは関西圏における「芸能戦争」でも総刈取りは行わなかった。 ≪松竹との壮絶な引き抜きなどの時代を経験しての協定あと≫

出来なかったのではなくて

「ヨシモト」は意図的にしなかったのだ。

≪例えば離散集合する金融機関のように強者が弱者を食うという業界風土でないのかもしれないが、 結果的にヨシモトは関西圏攻略時でも某芸能事務所が行っているような同業態に資本を入れて 新たに分社や吸収でのグループ化で支配力を強化という戦略手法も関連記事や書籍に依ればホボ使っていない。≫

ただ、このあたりの事情は情報として出てきていないからオイちゃん達のように二次、三次情報から考察する第三者には本当の事は見えてこない。

具体的に、

関西圏での小さな芸能事務所などに対する≪地場や古典芸人の所属事務所等≫ ヨシモトの支配手法は、M&Aなど資本的な支配ではなく『ヨシモトを中心とする関連性』により成り立っていて、

≪もちろん業界の性質やヨシモトの長きにわたる歴史がそれを成立させていると言う側面が強くあるのだろうけども、 考察していると一般的な業界の支配手法とは全く違う事がよくわかる。≫

なので関西圏では【ヨシモトと親和性の高いタレント】さん≪ヨシモト所属ではない≫が、 結構、そのヨシモト芸人さんと共に電波媒体に登場したりレギュラーを幾つも持っていたりする。



関西圏でのヨシモトぐらいの支配力があれば、個人事務所のタレントなんて簡単に刈取りを行いヨシモト芸人に変える事も出来るだろうが、 そういう噂レベルの記事も読んだことがないし、現実に関西圏では【非ヨシモト】の個人事務所のタレントさんが電波媒体で活躍している事実が ソレを証明している。

例えば関東圏では週刊誌やサブカル誌などにタレントの引抜き時や枠がバッティングする女優を追いとすために圧力やネガティブ情報を流したり等の 記事を目にするが関西圏では「ヨシモト」と揉めない限り≪もちろん揉めたら完全に最後だけども≫、そう言った露骨な刈取りは行われないようだ。

ある意味、企業体としては手法の良し悪しは抜きとすれば関東圏にある強者が弱者への刈取りの方が理論的には納得できるが

ヨシモトが支配する関西圏では 普通の教科書に載っている市場支配の原理原則とは少し違っていて考察しているとオモロだ。

その関係をよくよく考察すると、それはヨシモトが大学の講義で習う商法上での支配関係でなく

関西圏で『お笑い部族』の酋長的な支配体制を築いている。

と見ればスムーズに全てがつながってくるのだ。

しかし、酋長としての寛容さを持つ一方で、

具体例は出さないが

酋長の地位を脅かすような行動や部族内の掟≪一般社会での契約関係等とは違った概念≫に 基づく秩序を乱す者に対しては、非常に好戦的になり相手が負けを認め掟に忠誠を誓うまで例え気絶しようが容赦なく叩きのめし、 逆らう芸人に対してはどんな売れていようが容赦しない。

そして、これも特徴的なのがソノ掟を破った芸人に加担した者だけでなく、 善意であれ掟を破ったその者へ手を貸す芸能事務所も許さない性質も併せ持っている。

つまり、その事務所ごとが攻撃対象になる。

例えば関東圏では、ジャニーズのような一定の支配力を持っている芸能事務所から移籍したとしても、



数年の年期が明ければ別の一定の支配力を持っている芸能事務所へ 移ることで再び業界で活躍する事も可能だが、

酋長のヨシモトが住む本拠地である関西圏では、ヨシモトに不義理やヨシモトと揉めた場合に関西圏での復帰は何処の芸能事務所でも100%に近い確率で不可能だ。

≪山ほど具体例があるので、あえて名前は挙げないけども≫

関東圏で現在ほど支配力が無い時代にでさえ、

「ヨシモト」は、掟を破り秩序を乱す≪社会一般の決まりでなく部族内の私的ルールが最重視される≫奴は酋長として何よりも絶対に許さないから

具体名は挙げないけども、

実際にあった出来事として関連書籍に拠れば関西で人気があった 「掟を破って不義理で関東に逃げた芸人」に対して酋長は執拗に追いかけて、その芸人をかこった事務所ごと 明に暗に圧力を掛け続けて「掟を破った芸人」を完全に干すことに成功し



最後は、その芸人が根をあげようが≪記事によれば、その境遇でコンビ仲も崩壊し精神も少しおかしくなったそうだ。≫ もちろん酋長は更に追い込み、その手を緩める事なく締め続ける。

そして、ヨシモト芸人である仲間の仲介で酋長に復帰の『許し』を請い、大いなる寛容さで ヨシモトに復帰するまで、その芸人は電波媒体から完全に消える事になった。

【禊】後の現在は以前のように「ヨシモト芸人」として関西圏での電波媒体を中心に活躍をしている。

ココからわかるのは

「ヨシモト」の住む関西圏では【禊】とは期間ではなく酋長の『許し』と掟への『忠誠』を意味する。

そうなのだ。



ヨシモトの関西圏での支配力の源泉とは、

自分達の存在を是とする者たちには勝者にありがちな露骨な「全狩り」を行わない部分と、 自分達を非とした者に対しては徹底的に「追い詰める」という

≪「ワッハ上方」のように自分達より強く負けると思った場合は、粘って粘って落とし所を見つけるしたたかさも持っている。≫

『大いなる寛容さと、非情な攻撃性』で成立してる。

まさしく、「お笑い部族の酋長」と思えば全て合点がいく。

もちろん芸能事務所という特殊業態であることを考えると一般企業を見る観点で捉える事自体が陳腐なのかもしれないけども観察していて面白い企業だ。

そして、「大いなる寛容さと、非情な攻撃性」という『ヨシモト的支配手法』を関東でも踏襲するのであれば

関東攻略においても

自らが 『我コソはヨシモトであり、お笑い部族の酋長なり、掟はココにある。認める者には手を出さない。 認める者には食べ物も与える。しかし、逆らう者に慈悲は無い。』という宣言書を読み上げ

自ら「お笑い部族」の酋長として

他の芸能事務所に『ヨシモト的なるものの親和性』のYESとNOを突きつけてくるハズだ。

そんな、大げさな!喩え話としても大げさだと思います?

では、そんな「お笑い好き」な貴方に問題です。

「お笑い業界」における

「M-1」「R-1」「KOC」とは何でしょうか?



R-1、M-1、KOCいずれも 「日本の現代芸能におけるヨシモト的世界観のスタンダード化」を行う戦略的ツール。ですね。

そして、 その「賞レース」のルールと言う宣言書にサインをした

他の芸能事務所に所属するM-1では「サンドウイッチマン」さん「アンタッチャブル」さん「オードリー」さん等々 R-1でも「バカリズム」さんにKOCの「東京03」さん等、

それまでは ホボ無名であったに芸人に対して名誉と食べ物を与えたのは誰が主催する「賞レース」でしょうか?

それでも、先ほど言った喩えの「構図」が大げさだと思います?

次の質問として

逆にヨシモトがこれら「お笑いの賞レース」に主体的に加わらないで今のような一定の権威があるものとして成立したでしょうか?

そして最大の謎である

ナゼ、ヨシモトは自分の家族だけでなく他の家族の芸人にも食べ物を与えようとするのでしょうか?

いろいろ考えて結論は、

戦後から今日にかけ漫才等を中心とする【現代芸能】全盛の現代で、やはり先ほどの予想通り 『ヨシモトは自らを日本における 『お笑い部族の酋長である』と本気で思っている』と推察すると色んなパズルが嵌っていく。

たぶんコレは正解であり、

もちろん自分の家族である『ヨシモト芸人』が勝負に勝って自分たちの売上げを上げる事も二次的に重要だけども、

ヨシモトのマネジメント部は自らを日本における『お笑い部族の酋長である』と思い、又、

一部の「ヨシモト芸人」も自らを『お笑い部族』の酋長家の一員であると本気で思っているので

【現代芸能】の裾野をひろげ、酋長に従う他の家族にも食物を与える事を、酋長家の 宿命や使命だと考えていて、

酋長家である自分達が掟やルールを作った上で「酋長家は勝ち抜き主導権を握れなければいけない」と思考しているのだ。

そう考えると、「M-1」などの出来た経緯が書かれた資料 などとも色々つながってくる。

≪他の事務所の芸人に対しても10年やっても芽がでない漫才コンビは辞めた方が良いなどは、 自分を「現代芸能」を発展させ引っ張らなければいけない酋長家の一員だと自覚しないと発想自体が出てこないハズ≫

逆説的に言うと、こういう思考回路が証明しているのです。

俯瞰してみるとこの構造は本当にオモロだ。

そして、そういう思考で考察すると色々な動きがつながってくる。

また、象徴的な出来事して商品である芸人に求める上下関係の徹底という「ヨシモト的なるもの」の掟のヒトツである

「先輩に挨拶」をチャンと行わなかった事を指導した 「ヨシモト芸人」に対して批判した者が「M-1」審査員から静かにハズレた。

しかし、逆らう者に慈悲は無い。

貴方がヨシモト意外の芸能事務所に所属している関東の芸人であるならヨシモトは自ら「お笑い部族」の酋長として、

遅かれ早かれ『ヨシモト的なるもののルールに対しる親和性』のYESとNOを突きつけてくるハズだ。



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