※ $このブログでの--> { 現代芸能考察について覚書 } [ 2011-03-03 ]

@女芸人売れMG考察 = [ $稲垣早希{吉本}、$鳥居みゆき{サンミュ}、$いとうあさこ{マセキ}、 $おかもとまり{太田}、$イモトアヤコ{ナベ}、 ] [ 2011-02-09 ]

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2010-02-16

【現代芸能】吉本--安全牌接尾語とヨシモト的世界観? 2010_02_16_[TUE]



2010_02_16_[TUE]
≪更新:2011_01_22_[SAT]≫
R-1のエントリーから切り離して「よしもと」考察へ構成を変更




シリーズ【現代芸能】ヨシモト芸人を作ろう!



ネットと電波媒体がクロスしてくる今日。



【現代芸能】を現象から見える『売れアルゴリズム』と『提供サイド側の思惑』を適当に考察する

シリーズ 【ヨシモト芸人を作ろう!】


-->コレまでの「ヨシモト」関連エントリー

---見出し---
  1. ◆安全牌接尾語とヨシモト的世界観?
  2. ◆ヨシモト上場廃止後の世界?


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◆安全牌接尾語とヨシモト的世界観?


【鳥居みゆき】さんは18歳になってスグに養成所に入っているから【友近】さんよりも養成所からの足掛で換算した場合に「お笑いの芸歴」は微妙に長い。

だから【友近】さんの方が年齢が上で先に売れていて他事務所といえも【鳥居みゆき】さんは先輩だからバックヤードを映した映像を見ると 【鳥居】ではなく【みゆき】ちゃん。って呼んでいた。

「ちゃん付け」は、実年齢が明らかに下だけど芸歴がよくわからない場合に上手く作用する「安全牌的な接尾語」だなぁ。 とそれを見て【友近】さん賢いなぁとチョッと面白かった。

女芸人さんを考察していて面白いのが、 5年も6年も芸歴が上だと先輩後輩で上手くいけるが、年齢も売れた時期も先で、芸歴が半年とか数年しか違わないとしても先輩なら 呼び捨てにはできないから「ちゃん」付けとかで交わしたりと関係性が面白い。

NSCという最大の芸人養成所を抱えても 徒弟制度DNAを残すヨシモトにあって「芸歴絶対主義」という不文律を意図的に外すとは「世界を否定」してしまう事だから 特にヨシモトの強い関西では絶対に有り得ない。

面白いのが、そのヨシモト的世界観で成り立っているTV演芸の世界を見て育ってきた オイちゃん達のような関西の視聴者である観客側からも芸歴の否定という行為は「常識のない芸人」として認識されるのだ。

ヨシモトが強い関西の演芸は落語などの古典芸能だけではなく現代芸能でも【徒弟制度DNA】が色濃く残っており、関東の一部芸人さんがみせるタレント的な上下関係のゆるい文化は 「関西的な芸能世界観」ではタブーであり、それを若手の芸人が疎かにするとクイズ中に下を向き続けなくてはいけなくなる。

よく「ヨシモト芸人」がネタで「先輩やど!」っていうツッコミをするのも、そういう「芸歴絶対主義」の世界観が演じ手だけでなく見る側にも完全に出来上がっているから笑いが醸成出来るのだ。

というか「よしもと」的な関係を批判する人もいるけど、オイちゃん的には職業を「タレント」でなく日本の「芸人」と名乗るならば「よしもと」的な上下のしっかりした関係の方が正常だと思うけどね。

コレも関西の演芸文化圏で育ったから?



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◆ヨシモト上場廃止後の世界?




今後は、あの芸人事務所の巨人「よしもと」が上場廃止という今までの足掛けが取れた事でフリーハンドを得た状態で本格的に関東制覇に乗り出してくる事は明らかだ。

「よしもと」の戦略予想考察については別エントリーに挙げるので詳しくはそちらに譲るが、

「よしもと」は来るべきクロスメディア時代の戦いを見越して「ベルロック」を設立し宣伝や広告に発券等 オンラインでの顧客囲い込みで現在では最も進んだシステムを導入した企業として、

芸人の販売だけでなく 自前のコミュニティFMを持ちネットでの自主制作放送まで手広く所持し現在の媒体要素では最善の体制を作りあげている。

しかも関東制覇を確実にするための仕込みとして大きな資本を投下し「YCC」という「現代芸能」において今後の戦場になるであろうクロスメディア世界で戦える優秀な戦闘員の育成学校の設立という布石を着実に打っている。

「YCC」については別エントリーで詳しい考察を行うが、インタビュー記事などを読むとヨシモトの現社長が次のヨシモトを担う重要な戦略のヒトツである。と繰り返し述べている。

おそらく、今後はYCCで自家育成した戦闘員が「よしもと芸人」の後方支援として、またマネジメント側として関西から関東まで日本津々浦々「よしもと的世界観」を定着させていくのだろう。

そうNSC卒業生がヨシモトで活躍するだけでなく他の事務所に移籍することで彼らを通じて、「ヨシモト的お笑い世界観」が伝播したようにYCCの卒業生が他の芸能事務所に浸透していき「ヨシモト的お笑い運営ルール」がスタンダード化していくのだ。

そう「ヨシモト」が狙っているのは「日本の現代芸能におけるヨシモト的世界観のスタンダード化」だとオイちゃんは推察している。

「よしもと関連本」の書籍等を読めばわかるが「戦前の設立当初から吉本興業は事業拡大に対して攻撃的で失敗を恐れない」というDNAで拡大を続けている。

海外の版権事業所、音楽、映画だけでなく新聞発行や漫画にいたるまで他の芸能事務所が怖がってやらない事業をたとえ失敗しようが直ぐにダメと見切ればスクラップし 別の事業へ立て直してくる。この生命力は他の芸能事務所を全く寄せ付けない。

そういう色んな意味からも芸人を育成するマネジメント側の果たす役割は大きい事は間違いないようだ。

手枷の取れたヨシモトが今後、どれぐらいの時間で、数年?数十年?そして関東の「現代芸能」をどう変化させるか?

オモロ考察がすぎる。



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