※ $このブログでの--> { 現代芸能考察について覚書 } [ 2011-03-03 ]

@女芸人売れMG考察 = [ $稲垣早希{吉本}、$鳥居みゆき{サンミュ}、$いとうあさこ{マセキ}、 $おかもとまり{太田}、$イモトアヤコ{ナベ}、 ] [ 2011-02-09 ]

芸能IT政治トつ国下層


2010-02-15

【いとうあさこ】考察0201--女芸人の芸歴と関係性から文化衝突? 2010_02_15_[MON]



2010_02_15_[MON]
≪更新:2011_01_22_[SAT]≫
R-1のエントリーから切り離して「いとうあさこ」考察へ構成を変更




【コネクト全開!いとうあさこ】



2009年後半から何度目かの「売れ」チャンスに乗り1周目をクリアしたピン女芸人【いとうあさこ】


【鳥居みゆき】後、2010年のR-1女王。 一人喋りのラジオ番組でも無難にトーク力も見せ、 演劇学校出身で毎年舞台もこなし、ダンスも踊り、ピアノも弾けるなど実は芸域が広い。

しかし彼女の 「売れ」構造で特出すべき点はソコではなく、女版「カンニング竹山」レベルの広角な【コネクト能力】であり、 ココを中心にMG戦略を考察していく。

【TV演芸】での座組み時に見せる【いとうあさこ】が、 他の演者を独特の臭覚で「男女上下左右」別に素早く「距離感」を判別し、目線から声色まで使い分ける妙の原点を日常から観察し考察していく。


---見出し---
  1. ◆女芸人の芸歴と関係性オモロ?
  2. ◆【いとうあさこ】から文化衝突をヨム?


-----------------------

◆女芸人の芸歴と関係性オモロ?


もちろん、お笑いの世界は実年齢ではなく一日でも早く入った人が先輩になると言う不文律があり、コノ角度から関連性を観察していると各芸人さんのネタよりも面白かったりする。

例えば【いとうあさこ】さんは39歳でも芸歴16年目の【にしおかすみこ】(35歳) さんは先輩なので年齢がだいぶ下であっても、「お笑いの世界」にいる限り舞台上のネタとして演じる以外で呼び捨てにはできない。

とうぜんこのルールに従えば 【田上よしえ】さんの方が先にTVに出て浸透度は高かったが芸歴は【いとうあさこ】さんの方が1年長いから呼び捨て。ココまでは普通だが。

【田上よしえ】さんの所属事務所は芸歴上下関係がユルユルと書かれるアノ【人力舎】 ≪新興の芸人事務所だから徒弟制度を事務所自体が一度も体験していない≫なので

実年齢が年上で芸歴も上の 【いとうあさこ】さんに対して【田上よしえ】さんが舞台の外でユルイ態度を取っているブログとか見てると【人力舎】的なノリだなぁ。って感じる。

もちろん【田上よしえ】さんがドウとかでなく【人力舎】に所属されている他の若手の芸人さんのブログなどを読んでいても、 全体の雰囲気が先輩芸人さんに対しても芸人芸人していないナァナァのノリがあったり「よしもと」を中心とした関西の芸人さんにはホボ見られない傾向≪特に男性≫であり、

そのような視点から女芸人さんのブログでのつながり関係をプロファイル考察していると、とても興味深い。

※2011-01-22-後記、
【いとうあさこ】さんの「ねぎねこ」結成時は、【田上よしえ】さんは養成期ですが表記上は、このブログでは2011から吉本式の養成所入門時に統一したので芸歴は同じ年になります。ほぼ同期は変わりません。




---------------

◆【いとうあさこ】から文化衝突をヨム?


なぜ、この「芸歴」上下関係が比較的ユルユル現象が関東特有のノリでなく【人力舎】的であるといえるのか?

という問の解として

「【人力舎】が新興の芸人事務所だから厳格な師匠と弟子といった徒弟制度でのマネジメントを一度も体験していない」

という事務所のDNAが原因 という仮説を立てた。

その理由は?というと

これまた関東にあって、【人力舎】とは毛色の違う【内海桂子】師匠など徒弟制度の中で育った芸人が所属し戦前から続く老舗のマネジメント事務所である「マセキ」の 【いとうあさこ】さんが証明している。

それは【いとうあさこ】さんの ブログ等を観察していると、この徒弟制度芸人マネジメントのDNAを持つ「マセキ」に所属していることもあり 【芸歴】の上下関係に関するポジショニングの取り方が非常に上手くバランス感覚が良いのだ。

例えばよくブログなどにも出てくる、オアシズの【光浦】さんや【大久保】さんは、実年齢では年下だが「芸歴」では上の先輩≪オアシズの二人は18年目≫なので二人が登場するときは必ずブログでも接尾語は「さん」か「姉さん」として会話口調も丁寧語で行っている。

そして、【いとうあさこ】さんの ブログでは年齢と「芸歴」が下の芸人に対しては接尾語は外して線をチャンと引いている事が多いのは当たり前なのだが。

【エド・はるみ】さんのように 他事務所で自分の方が「芸歴」が上だが「実年齢」は下であり、それほど親しくも無いであろう芸人さん に対してブログでは「接尾語」を「女史」とし「エド・はるみ女史」と書いていた。

何故、【エド・はるみ】さんに対して「接尾語」を「女史」とした事が『言語感覚が優れている』と感心したのかというと、

とうぜん【エド・はるみ】さんは芸歴が下なので ブログでも「呼び捨て」で良いのだが 「女史」と言う「接尾語」を使う事によって「女史」という言葉は「芸」を指しているのではなく社会的な敬称なので 「芸歴」では後輩だけど他事務所で「人生」では先輩と言う【エド・はるみ】さんに対する配慮が文面から滲んでいる。

【いとうあさこ】さんっていう芸人さんは、そういった細かい気配りも出来るのだなぁ。とブログから推察できた。

もちろん、それは彼女の持ったパーソナリティに基づく部分が大きいが、心理学ではないが彼女を芸人というタグ付けで育てるにあたり【人力舎】とは違い 「マセキ」という芸歴序列がはっきりあるバックボーンの事務所であった環境要因も無視は出来ないはずだ。

一方、 嘘かホントか分からないが【人力舎】というマネジメント事務所は月収が1000万を超えると独立を勧めるという。 結局、大御所のようなカタチで芸人が残ることが無くなり社風として【上下関係ユルユルDNA】が引き継がれるのだ。

その【人力舎】が持つ【上下関係ユルユルDNA】が従来の芸人を預かっているマネジメント事務所とは違う自由な雰囲気によって 「芸人の個性」を生むという利点はあるだろうが規模が大きくなるにツレて再び 人力舎「東京03」さんが遭遇したような徒弟制度を色濃く残す関西の「よしもとプロトカルチャー」との衝突 というリスク要因を孕み続けるコトも大いに推察出来る。

そして何よりも関東の芸人マネジメント事務所側が考慮スべきなのは、 「よしもと」がNSCで新しい若い力を蓄えて関西の主導権を完全に把握した≪それまでは松竹も良い戦いをしていたが今は完全に飲み込まれている。≫ように、

現在進行形で東京NSCとYCC≪よしもとのスタッフ養成学校≫によって 新しい時代に対応出来る若い力を蓄えた「NEOよしもと」が関東で戦える基板を完全に構築し、

数少ないリスクのヒトツであった 「お家騒動」もマネジメント側の勝利に終わり、今後は関東の「芸人シェア」拡大へ本格的に攻め込むであろうという現実とどう向きあうか?

ということだ。

リン・ミンメイは残念ながら関西の覇権争いでは現れなかった。



そう関西覇権闘争は「ヨシモトの完勝」で終了した。

【文化衝突】、そう「迎合」か「拒否」か?

とか煽ってみても取る道はヒトツしかないだろうけども。どの世界も現実はシビアだ。

しかし考察はオモロだ。



━━━━━━━━━━━━━━━━━