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2010-01-18

【稲垣早希】考察0201--『稲垣早希』のブログ旅ヒットの理由とMBS 2010_01_18_[MON]



2010_01_18_[MON]



【従来型吉本では誕生しない稲垣早希】



ネットと電波媒体がクロスしてくる今日。



【現代芸能】を現象から見える『売れアルゴリズム』と『提供サイド側の思惑』を適当に考察するシリーズ 【従来型吉本では誕生しないコア持つ稲垣早希】

アノ芸人事務所の巨人でありアゲアゲシステムを軸とした劇場原理主義である「よしもと」から出てきた、 「よしもと」的でない新しいタイプのネット等を中心とした「コアなファン」層から流れを形成しつつある女芸人【稲垣早希】

今回は、彼女のネットでの認知度を一気に高めた【MBS】の番組である「ロケみつ」を軸に構造を分析し少し違う切り口で適当に考察していく。


---見出し---
  1. ◆『稲垣早希』のブログ旅ヒットの理由は何か?
  2. ◆【MBS】と「電波」「水どう」の旅ロケ違い?
  3. ◆ヒットの理由01--旅ロケ手練の【MBS】?
  4. ◆【中京】と【東北】のブログ旅は?


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◆『稲垣早希』のブログ旅ヒットの理由は何か?




なぜ、このコンテンツが深夜帯の他局人気番組に囲まれながらネットを中心とした若年層に人気があるのか?

それが気になった。

とうぜん、理由は複合的に存在するハズだがネットで関連ブログなどを読んでいると。

理由は大きく「二つ」ではないか。と

  1. 旅ロケ手練の【MBS】の制作側が「ネットと電波のクロス」してきている時代を上手く捉えたコンテンツを作った。

  2. 【吉本】の女芸人『稲垣早希』のパーソナリティがウケた。
この2本の軸うち、とうぜん『稲垣早希』さんの魅力が大きく占められているのは疑いようがないが。

それだと、そのマンマなので、類似三企画の簡単な違いから、 あまり考慮されていない旅ロケ手練の【MBS】という二段階の切り口で考察していく。



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◆【MBS】と「電波」「水どう」の旅ロケ違い?


個人的に旅ロケの企画が好きで

「電波」「雷波」はもちろん、大泉さんの「水曜はどうでしょう」シリーズや 【MBS】に関しては角さんの「夜クネ」から「レシートすごろく」も一通り見ているが

旅ロケと言う意味では一様なのだけども、カット割りや編集点からの映像取捨を意識して 見ていると編集サイドの思惑がそれぞれ違うこともアリ、色が違うことに気づく。

ザックリ三者三様の違いを考察すると


  1. 【MBS】-->≪ドラマ風編集≫
    「レシートすごろく」や「ロケみつ」などの【MBS】の編集姿勢を考察していると、他の二つに比べて

    「旅人の感情の起伏を映像でおさめる事」

    に趣がおかれていて



    何か旅人に対して外的要件などが加わった場合のリアクションが柱となることが多い。 これは出来事≪ボケ≫に対する対応≪ツッコミ≫で完結させないと気持ち悪いと思いがちな関西圏局製作の旅ロケの特徴かもしれない。

    もちろん「ロケみつ」も陣内さんがやっていた「レシートすごろく」も道中の過程描写よりも、 出来事に対する旅人の「嬉しがったり」「悲しんだり」「怒ったり」など感情というリアクションがメインに描かれている。

    視点が旅人と近くて 映像の仕上がりがベタな【ほんわか】気味になることが多い。


  2. 【NTV】-->≪ドキュメンタリ風編集≫
    「電波」や「雷波」などの【NTV】の編集姿勢を考察していると、他の二つに比べて

    「旅人の過程描写を映像でおさめる事」

    に趣がおかれていて



    何か旅人に対して外的要件などが加わった場合に過程描写が柱となることが多い。 企画趣旨や目的に対してこういう事が起こった。そしてこうなった時に旅人はこうなった。 という企画ありきの入口と出口を追う映像になることが多い。

    もちろん猿岩石さん等の一連の「旅ロケ」も、なすびさんの「懸賞生活」にしても、まず全てが企画でありきであり、その中で 旅人や対象者に 起こる出来事の経過描写を軸に編集される。旅人の「嬉しがったり」「悲しんだり」「怒ったり」など感情の機微は二次的に描かれる。

    視点が少しサディスティクで映像の仕上がりが【ロングからの突き放し】気味に見えることが多い。


  3. 【HTV】-->≪ロードムービー風編集≫
    「水曜どうでしょう」などの【HTV】の編集姿勢を考察していると、他の二つに比べて

    「旅人の掛け合い描写を映像でおさめる事」

    に趣がおかれていて



    何か旅人に対して外的要件などが加わった場合にソレに対する掛け合い描写が柱となることが多い。 旅人である【大泉洋】さんをメインにサブの旅人や、同行ディレクター等のヤリトリが映像の軸になって展開していく。

    旅人や登場人物が複数なので役割分担が出来上がり、その設定に則った移動中のカラミが構成される。 旅人の「嬉しがったり」「悲しんだり」「怒ったり」など感情の機微は複数の旅人同士のカラミの中で描かれる。

    映像の仕上がりは柔らかい雰囲気のドタバタ【コメディ】気味に見えることが多い。


三者三様で、どの企画も大変面白い旅ロケ番組だが

改めて比較してみると

「電波、雷波」などはあえて傍観者的な位置から全体像を俯瞰し編集している傾向があるので企画がメインに浮かび上がってくる。

【MBS】は、「ロケみつ」での他の企画を考察してみても非常に接近して旅人の感情をつないでいく編集姿勢が強い気がする。

だから【陣内】さんの時も『稲垣早希』さんの時も他局の類似した旅ロケに比べて

企画よりも旅人のパーソナルな部分にエッジが立つ。

なので視聴者は、旅の過程よりも人物に感情移入していく傾向があるのではないかと推察することができた。

どちらが良いというのではなくて編集姿勢により映像の温度や雰囲気が変わることが面白いなぁ。と思う。



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◆ヒットの理由01--旅ロケ手練の【MBS】?




もちろん、誰もが真っ先に思いつく制作側の【MBS】が企画の段階で 「ネットと電波のクロス」を一番強く受けているF1やM1という視聴層と時間帯に対するマッチングが上手くいった。

という事も大きいハズである。

ただ、 それ以外にも自分は【MBS】という旅ロケ手練局によって製作されたことで見ていてツボを得た映像だった事も大きいのではないか?と感じた。

関東の人は知らないと思うが【MBS】は20年近くも前から角さんの「夜はクネクネ」や「沿線廻り」だとか陣内さんを一気に関西の人気者に押し上げた「レシートすごろく」 ≪系列ローカルに販売もしたヒット作≫だとか結構、旅ロケ系のコンテンツを関西のローカル地区ではいくつもスマッシュヒットさせている。

関東の方から見れば「電波」や「水曜どう」のパクリッぽく見えるかもしれないけども関西人で小さい頃からTVを見ているオイちゃんからすると、 旅ロケがコンテツの定番と言うよりも

「いやいや、【MBS】は昔からこんな感じの旅ロケやってるから」となる番組だったりする。

「滝を見る」というコンテンツなのに肝心の滝の映像よりもわざわざロケしている部分に大きくスポットを当てたりと 理由は不明だが【MBS】はこういうのが昔から好きだ。 マッタリした旅ロケ系は【MBS】のお家芸的なところがあり今でもよく見かける。

当然、旅ロケ系のツボを心得ていて

おそらく現場の段取りなどもそうだが、映像の編集に関しても何処のポイントをどうすれば視聴者のウケがイイのかなど 旅ロケ視聴率と何度も向き合った経験則がないと難しい「面白ろ旅系のコンテンツ」ノウハウがある。 というのも大きいのだと推察できる。

今回、連続放送で改めてプロの映像はスゲーなぁ。と思った場面は幾つかあったんだけども。 例えば10秒あるか無いかの中で













『稲垣早希』さんが自転車で駆け抜けるアップの笑顔を取るのに逆向きで前後を押さえて手間なんだろうけども時間にして2ないし3秒ソレが 入ることで画面にメリハリが出て旅人の感情の機微が浮き上がってくるような工夫があったり

テロップはもちろんだけど、それだけじゃなくて 「カット割り」や「編集点」を意識して見てると

細かい点でコンパクトに時間経過を視聴者に届ける「旅ロケ」特有の演出の中でちゃんと メインの旅人の感情の起伏が浮き上がる編集構成が随所でなされていて

「やっぱ、プロはプロだな。」と。≪失礼な言い方だけども≫

≪経験者ならわかると思うけども、 オイちゃん達のような素人が長いテープを編集すると時間を追ってしまって人物が浮いてこなくなるから締りのない映像になる。≫

「リアクションから感情の機微を映像の軸に据えるMBS」 だから視聴者は映像で『稲垣早希』さん主演のドラマを見ているような気持ちとなり感動できるのだろうなぁ。

と製作者サイドである 【MBS】の「旅ロケ」手練感も重要なヒット要因であると推察できる。



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◆【中京】と【東北】のブログ旅は?




名古屋などの中京地区や北陸や北海道等の東北地方への『稲垣早希』ブログ旅は?

当然、あるはず。

理由は大きく二つ。

  1. 【MBS】側としては、こんな安上がりで出来る美味しい≪のちの物販も含めて≫ヒットコンテンツを途中で放棄させる理由が見つからない。

  2. 【吉本】側としては、こんな安上がりで出来る『認知度UP』コンテンツを拒否する理由が見つからない。
(01)に関して【MBS】側は、のちのDVD等の物販はもちろんだが『稲垣早希』ブログ旅を TBSというキー局に「番組販売」というクリーンヒットさせた事で、他のネットワークの各ローカル局へも 「番組販売」をかける目算をマネジメント側は立てているハズであり、 それもコンテツが地域を回る番組なので確当地域へ販売もかけやすい利点を持っているのだ。

実は「水曜はどうでしょう」もローカル局に販売されているが、理由は上記の利点を持っている事も大きいとされている。

しかも【MBS】側は、『稲垣早希』さんが一番単価の低い時期に押さえて製作しているから今後彼女の人気が出れば出るほど美味しいコンテンツとなる。

そして【吉本】側の『稲垣早希』にとっても美味しい番組で、これによって『稲垣早希』の認知度が上がった事を認識しているはずでありWINWIN関係 なので【吉本】側が芸人の販売単価を急激にアゲたりとかはないはずで製作単価を抑えたまま作れる。

そういう構造を勘案したときに人気がまだ持続している西日本だけで「マネジメント側」がコレを終わらせるワケがない。 西日本の段階で終わると逆に意図が見えにくい。

と言うことは現場の 製作側は如何にして新機軸を見出しながら「ネットと融合させた旅コンテンツ」を開発し続けるか?

と言う事になり、もし『稲垣早希』さんが売れたとしてもスケジュールを調整しながら

カナリの高確率で【中京】や【東北】等の地域への 「ネットと融合させた旅コンテンツ」は継続されるものと推察される。

そして日本中を回ったら一時的に終了し、【MBS】側は特番と言うカタチで1ないし2週間『稲垣早希』のスケジュールを切って 「ブログ旅リターンズ、沖縄、犬と一緒に一周」など。 少ないお金でサキちゃんが動物にも飯を食わせながらブログ旅とか、 目先を少し変化させて提供してくるハズ。とも推察できる。

桜が解散してなければ「水曜どうでしょう」や「電波の大陸横断」などのように相方と回る旅ロケ等も目先が変わるからアリだったろうし、 絶対にその方が違う一面が描かれて番組の人気も上がっていただろうに。おしいね。

さぁ、以上の考察から【MBS】ハンチョウ博打。

  1. 北へは春から初夏ごろ行う。≪冬だと雪の関係で難しくなるし人もいなくなるから避けるはず≫

  2. 番組のローカル販売はその各当地方を回ってから行う。≪商品価値を高めて売りやすくして売る。≫

  3. DVDの販売の前に書籍を出す。≪DVDの販売は、遅れるはずだからその前に「ブログ旅ガイド」という趣向で、番組で廻った地域などの各地の名産や名所などを載せた書籍などDVD販売までになんらかの中継ぎ物販を入れてくる≫

  4. DVDの販売は、地方周りが一巡してから行う。≪権利関係と視聴率の問題からココは考慮するはず≫

  5. DVDの販売に関しては未公開映像を付けてくる。≪YOUTUBUなどで見てしまった層も新たに取り込むために新しい編集映像付きで売ってくるはず≫

  6. 書籍やDVDの物販特典として ディレクターが旅ロケで撮った『稲垣早希』さんの写真を付けてくる。 ≪それも何十種類かのパターンがあり、どれかはわからないっていうパターンにしてコアファンに複数購入させようとするはず。≫

  7. 番組での「写真撮影」等の場面を写しているのは何かの物販のネタ振り ≪書籍やDVD販売告知時に「あの時の写真か!」というリアクションを出演者がとる。≫

  8. 「ロケみつ」で一連の『稲垣早希』さんの旅ロケが終了した後も特番という形で 趣向の違う『稲垣早希』さんメインの旅ロケを製作する。≪短期間の連続スケジュールを切ってコンパクトに作れる「沖縄」等の島や「韓国」など≫

さぁ、考察が当たるか外れるか。楽しみ。



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