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2007-08-24

Pro-American factions fell off a ladder! Part-03



2007_08_24_[FRI]

トルコに対する決議はトルコ議会の猛烈な遺憾決議によって立ち消えとなり、 アメリカに大きく貢献してきた一方の国へは、ほとんど嘘で塗り固められた『戦時中の日本へセックス奴隷の謝罪を求める決議案』というお笑い法案をアメリカ議会が可決したことによるボディブローが効いてきたことにアメリカ人はほとんど気づいていません。

THE DEER AND THE VINE

A deer who was being pursued by hunters hid under a grapevine. When the hunters had passed by, she turned her head and began to eat the leaves of the vine. One of the hunters turned and when he saw the deer, he hurled his javelin and struck her. As she was dying, the deer groaned to herself, 'It serves me right, since I injured the vine that saved me!' This fable can used against people who are punished by God for having harmed their benefactors.


加藤駐米大使の予想通り『テロ法案』の延長問題に影響を与えているようです。

The DPJ united, the LDP in shambles

Meanwhile, on Wednesday Maehara spoke at the FCCJ and backed down slightly from his stance on the renewal of the law, placing the onus on the government to speak more openly about the impact the mission in Afghanistan has had — and indicating that he will obey his party's decision — even as he reiterated his belief that it is important for Japan to contribute to the fight against terrorism.

(Observing Japan : Tobias Harris : Thursday, August 23, 2007)


私は日本人だから英語の読み書きができる以上に日本語の読み書きや言葉にある含みまで推察できるので、 アメリカ人には見えない親米保守派のアメリカに対する信頼度が足元からぐらついている。のが よく見えている。その結果が、日本の民主党内の保守層が沈黙してしまっている現実になっている。

今までならアメリカの意見に沿う形で過激なまでに援護射撃が日本の保守世論から出ていたであろうが現在は、ほとんど出ていない。 慰安婦問題でアメリカに裏切られた感の影響が保守ブログなどを読んでいると大きいようだ。 それも賛成に回ったのがアメリカの民主党員だけでなく共和党員もいた事をネット時代の彼らは知っている。

前回、Pro-American factions fell off a ladder! Part-02で指摘したように日本の保守政治家における言動を左右するメカニズムとして、 『日本の保守層』<-->『日本の保守雑誌』-->『日本の政治家』という公式が成り立っている。

そしてアメリカがあの慰安婦問題を取り上げ始めてから、完全に目に見える形でその言論ベクトルが変化してきている。

いわゆる保守雑誌の購買を支える層が読んでいるだろう日本語で書かれた多くの保守ブロガーの論調が完全に変化した。 それまではアメリカを機軸とし半島を睨みつつ太平洋の防衛ラインを推し進めよう!という一辺倒だったのに慰安婦問題以降は『アメリカ一国を完全に信用してはダメダ!』という風潮に変わってしまった。

この論調にひっぱらっれる形で保守論壇雑誌が変化してきている。 そして、その風の変化をあざとく感じた朝日新聞がいつものように自分に都合が良い幸せ回路全開で大きく外して載せている。 『◆「敵」失い・政権に失望…背景に「むなしさ」』ときた。 さすが日本の高級紙と自称するだけあってこの記事も記者が自己に酔って書いているのが目に浮かんできていつもながら面白い。

曲がり角の保守系論壇誌 過激にあおる雑誌台頭

保守系論壇誌の風景が変わり始めている。90年代後半から「新しい歴史教科書をつくる会」の運動や拉致問題、反日デモなどを追い風に部数を伸ばしてきた「諸君!」(文芸春秋)と「正論」(発行・産経新聞社)は勢いが落ち、新路線を探り始めた。一方で、より過激なナショナリズムをあおる雑誌が台頭している。背景には、左派という敵を失った保守論壇の空洞化や、安倍政権への失望、ネット世代のセンセーショナリズムといった問題があるようだ。

◆「敵」失い・政権に失望…背景に「むなしさ」

 「諸君!」は6月号から内田博人編集長に交代、7月号の「激論『従軍慰安婦』置き去りにされた真実」で、常連の現代史家、秦郁彦氏の討論相手に大沼保昭氏と荒井信一氏を起用して読者を驚かせた。大沼氏はアジア女性基金による補償事業を進めた中心人物。荒井氏も元慰安婦への公式謝罪と個人補償を日本政府に求める活動を続けている。8月号でも元朝日新聞記者の国正武重氏と日本経済新聞客員コラムニストの田勢康弘氏が、特集「安倍政権、墜落す!」に顔をそろえた。

 「テーマも起用する論客の幅もかなり狭くなっていた。左右にとらわれず、声をかけたい」。内田編集長はそう説明する。

(asahi.com : 2007年08月22日11時51分)
いわゆるサヨクの論陣を保守論壇の紙面で呼ぶのは、敵味方の構図をきわだたせて読者を惹きつけようとしているだけで、もし いわゆる保守論壇紙がサヨク史観で埋め尽くされたらそんな中途半端な雑誌を誰が買うのか?という事ぐらいは誰にでもわかる事。

ただ、慰安婦の問題を火をつけて 保守から敵と思われている朝日が『「敵」失い』と真面目に 書くところに朝日の朝日たる素晴らしさがある事だけは確かだ。私は嫌いではない。

諸君!』2007年9月号には、 「しょうがない」に秘められた画期的意味として久間前防衛相の「原爆発言」がGHQの呪いを解いた。という記事や

正論』9月号には、 なぜ今「攘夷」論なのかとして、小林よしのり氏が米下院本会議が慰安婦問題に関する対日非難決議を採択した事に対して アメリカと一定の距離をとれ!という「平成攘夷論」を唱え。それに対して正論編集部も 『小林氏は、今の日本人に最も必要なのは、「一方的に譲歩や謝罪を繰り返すことではなく、幕末の士志たちが抱いたのと同じ『攘夷』の気概を取り戻すこと」であると訴える。難局打開のカギは「友好」を求めての先行譲歩ではなく「攘夷」の気構えにこそあるという「平成攘夷論」は、逆説として刺激的であり、かつ説得的でもある。 』と保守世論の風を感じ肯定し始めている。

この微妙な風をアメリカ人は読む事は難しいだろう。だが、 確実に慰安婦問題を境に日本のアメリカに対する保守世論の風は変わってきている。 延長法案に関しても保守層は今までの積極的賛成から消極的賛成に変わってきている。

政治の専門家によれば自民党はどんなカタチにせよ延長法案は通すようだ≪それをわかっていて民主党は反対のポーズをしているらしい≫、 しかし今までのような保守層の援護射撃がないから自民党も辛いだろう。もちろん政権政党になろうとしている民主党にとってもこの延長法案反対は危険なゲームであるのは間違いないが。

この先どうなるのか?米軍の歳費を支えているいわゆる思いやり予算も影響は少なからずあるだろう。そのあたりは予想ができない。 もし、アメリカが本気で日本の同盟を重要視するなら何らかの手を打たない限りおそらくこの流れは行き着くとこまでいきそうだ。

アメリカが日本のナイーブなPro-Americanたちに与えたこの傷は癒えるのだろうか? 小沢民主党代表は、テロ特殊法をどういう決着で終わらせるのか? 今後も、ネットの保守言論や保守雑誌を読みながら日本の対米保守世論がどう動くのか観察していこうと思う。